サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「non・no」女子のしたたかな恋愛術 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「non・no」6月号 あえて黒髪キープで男を落とす!? 「non・no」に見るイマドキ女子大生のしたたかな恋愛術 2018/05/15 17:10 non・no女性誌レビュー ときめき要素ゼロ!? ノンノ女子の超堅実な恋愛観 最後に見ていくのは「『大学ではじめて彼ができた人』がしていたこと」です。直球なタイトル、いいですね。学生らしいフレッシュさが出ていて、まぶしい限りです。「non・no」は保守的で優等生タイプの読者が多いようで、高校時代は「好きな人がいたけど片思いで終わってしまった」「女子校で出会いがなかった」という声が大半を占めています。そのため、大学生になったら「彼氏が欲しい!」と積極的な行動に移す人が多い模様。 「ダイエットやオシャレ」に励んだり、「カッコいい人が働いてそうな、おしゃれなカフェのバイトに応募」するなどは可愛いもの。中には「男女比が同じくらいの、大人数のサークルに入会する」「(好きな)彼の友達と仲良くなる」「彼と同じタイミングで帰れるように調整する」、そして「あえて黒髪をキープして一見チャラめの先輩を落とした」という計算高さを見せる強者もいました。さすがノンノ女子……毎度のことながら、控えめなふんわり系の見た目とは裏腹にあざといですね。 また、彼から告白されて付き合い始めた人が全体の83%を占めており、「相手から告白されるように仕向けた」というコメントもちらほら。高校時代は奥手で通していても、大学1年生のときに知り合った人と付き合うパターンが大多数のようでした。以前にノンノ女子たちの結婚観が特集された際には、「大学時代の彼氏と26歳で結婚したい」という理想が挙げられていましたが、その理想を実現するための作戦が大学入学時から始まっているんですね。フレッシュでときめき満載な恋愛企画かと思いきや、想像以上に堅実な内容に感心した次第です。 (橘まり子) 前のページ123 最終更新:2018/05/15 17:11 Amazon non・no(ノンノ) 2018年 06 月号 [雑誌] 黒髪で落ちる男もどうなのよ? 関連記事 ファッション、SNS、会話――「non・no」女子大生の新生活号がルールブック化している謎合コンでの「笑顔」の作り方をレクチャー!? 「non・no」女子大生が恐れる“あざとさ”「non・no」が考える“男子の妄想”は少女漫画すぎ!? リアルから遠ざかる女子大生の恋愛観夫選びを妥協しても「26~27歳で結婚」すべし? 「non・no」結婚特集がモヤモヤする理由「non・no」セックス企画はエロくない!? 女子大生の悩みに寄り添う“真っ当さ” 次の記事 別れさせ屋が「妻殺害事件」を考察 >