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「翔くんにとって嵐は何なの?」櫻井翔、インタビュー発言めぐりファン大荒れ

2018/05/10 09:45
wakuwaku_shosan
ファンに国語力のテストを仕掛けてるのかな?

 5月4日に全国ロードショーを迎えた映画『ラプラスの魔女』で主演を務めている嵐・櫻井翔。公開に伴ってPR活動に勤しむ中、ある雑誌での発言が物議を醸している。櫻井が「俳優」「アイドル」としての活動について自身の考えを述べているが、「アイドルをやってるつもりはない」という一言に対し、多くのファンから疑問の声が噴出している状況だ。

 ファンの関心を集めているのは、4月20日発売のシアターカルチャーマガジン「T.」37号(TOHOシネマズ/角川メディアハウス)のインタビューページ。発売から数日がたった5月上旬頃、ネット上に櫻井のコメントの一部を写した画像がアップされ、その発言内容をめぐってさまざまな意見が出ている。

「櫻井はこのインタビューの中で、『ラプラスの魔女』の撮影裏話から、俳優業、嵐での活動について言及しています。『演じる仕事は楽しい』としながらも、『ただ、僕はどこまでいっても俳優ではない』と答え、演技を語れるような立場じゃないと謙遜。かといって、自分は“アイドル”というわけでもなく、自身については『嵐ってことでしかない』などと、持論を展開していました」(ジャニーズに詳しい記者)

 そして、ファンの間で最も問題視されているのは、この後の記述だ。そもそも、“アイドルの定義”が「よくわからない」と話す櫻井に、インタビュアーが「それは昔から?」と尋ねると、

「はい。とにかくこうして自分はいろんなことをやらせてもらっていて、その出発点が嵐として歌って踊ることだった。自分がわかるのはそれだけで『それがアイドルなのか?』って聞かれたら、アイドルをやってるつもりはないとしか言いようがないですね。嵐をやっているという意識は、いつだってとても強いですけど」


と、回答。こうした考えも含め、自分は「俳優ではない」と客観視しているそうだが、櫻井独自の話しぶりが思わぬ波紋を呼んでいる。「私の中で嵐はアイドルだと思っていたんですけど……翔くんにとって嵐は何なの?」「アイドルの枠を超えて『嵐』というカテゴリで……って意味なのかもしれないけど。嵐はジャニーズ所属のアイドルグループで、翔くんはアイドルだよ」「歌って踊ることだけがアイドルってことなら、それ以外のこともやっているから『アイドルをやってるつもりはない』って意味なのかもしれない。だとしても、誤解を生むような言い回しはやめて」と、批判的な意見が続出してしまった。

「櫻井は、歌やダンスに加えて、個人の俳優業や『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でキャスター業にも進出しています。要するに、“自分は嵐のメンバーだ”といった自負や、誇りを持って仕事をしている一方で、肩書をつけるのならば『アイドル』や『俳優』という表現ではなく、あくまで『嵐』であると受け止めているのでしょう」(同)

 一方で、「よく読むと真意が見えてくる」「言葉を切り取って騒ぐタイプも多いから読解力は大事」として、「『アイドルをやってるつもりない』発言の前後を読めば、『嵐として歌って踊ったことが始まりで、自分は嵐として存在している』ということを強調したいがために言ったんだと感じた」「アイドルの枠組みを超えた仕事までやらせてもらってるから、『アイドルをやってるつもりはない』って言っただけなんじゃないの?」と、擁護するファンも少なくない。

「ネット上では、櫻井の真意がどうであれ、誤解を生むような発言をしたことが問題と指摘する声も上がるなど、賛否両論を巻き起こしています。櫻井の発言を非難しているのは、昨今続いたメンバーの熱愛騒動によって嵐自体に不信感を募らせている人々や、ほかのメンバーだけを応援する“オンリーファン”が多いようです。さらに、半ば『アイドルをやってるつもりはない』の部分が“独り歩き”状態になり、インタビュー全文を読んでいないと思われるジャニーズファンまでがアイドル論、嵐に対するイメージを語る流れに発展した印象ですね」(前出・ジャニーズに詳しい記者)

 櫻井にとっては、悪い意味で発したコメントではなかった可能性もあるだろう。しかし、嵐はれっきとしたジャニーズのアイドルであり、ファンに与える影響力は絶大だ。今後はもう少し、言葉の細部にまで気を配るべきなのかもしれない。


最終更新:2018/05/10 10:12
シアターカルチャーマガジンT. [ティー] TOHOシネマズ 2013SUMMER №22
誤解を生む言い回しはキャスターとしても危険では?