サイゾーウーマン世論調査

「『花のち晴れ』は前作に劣る」「月9の長澤まさみは旬過ぎた」大コケ一直線だと思う春ドラマランキング

2018/05/01 19:30

 4月、続々とスタートを切った2018年の春ドラマ。5月に入り、勝ち組ドラマと負け組ドラマに明暗が分かれつつあるが、どれも今後の展開が気になるところである。そこで今回、男女100人に、「大コケ一直線の春ドラマ」を予測してもらった。

ookokedorama

 

120426_hanahare_1
『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)公式サイトより

 1位は『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系、火曜午後10時)で20票。杉咲花とKing&Prince・平野紫耀とがタッグを組んだ同作は、社会現象を巻き起こした『花より男子』(同)のネクストシーズンとして注目を集めてスタートしたが、初回から7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)という体たらく。「『花より男子』の続編ということで期待値が高い分、コケる可能性が高いと思う」(30代/女性/正社員)との見方が大半という結果に。

 というのも、「あの『花男』の続編なのに、キャストに魅力がない。主人公役の女の子はまだゴールデンタイムの主役を演じるには早いような……」(20代/女性/学生)「『花より男子』のドラマに出演していた女優や俳優陣に比べてキャストが劣る感じに見える」(30代/男性/パート・アルバイト)など、前作のイメージが強すぎて「出演者にあまり魅力を感じない。脚本家があまり面白くなさそう」(50代/男性/個人事業主)と感じてしまった人が多かったよう。


 2位は『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系、月曜午後9時)で17票。主人公を演じる長澤まさみは、連ドラ主演6年ぶり、月9に至っては『プロポーズ大作戦』以来11年ぶりとあって、鳴り物入りでスタートを迎えたものの、初回視聴率9.4%と思いのほか伸びなかった。この点に関しては、「出演者や内容以前に、月9という枠が長らく空回りしているように感じる」(20代/女性/学生)という意見が上がっている。

 また、長澤についても苦言が。フジとしては“長澤主演”の話題性に賭けたのだろうが、視聴者の中には「長澤まさみはきれいだが、もうすでに旬は過ぎていて、ほかの俳優が見たいと思っている人が多そう」(30代/女性/専業主婦)「個人的に嫌いではないが、長澤まさみさんはブームが去っているので苦しいと思う」(40代/男性/個人事業主)と感じている者もいる様子。「今のフジテレビは何をやってもうまくいかないだろう。根本的に時代とずれている」(40代/男性/正社員)との印象を強めてしまっただけのようだ。

 3位は15票で『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系、日曜午後10時30分)。三代目J Soul Brothers・岩田剛典が初の連ドラ主演を務めているが、視聴率は初回2ケタ越えを果たすも、第2話からは6%台に低迷中だ。「正直、EXILEグループの演技力の低さは救いようがないと思っている」(20代/女性/専業主婦)「主演の人の演技がうまくないから、見ていて白けてしまいそう」(40代/女性/派遣社員)と、演技力への期待薄が、爆死につながった模様。さらに日曜深夜という時間帯も相まって、「時間帯が微妙だし出演者もパッとせず、魅力を感じない」(20代/女性/正社員)との結論に達したという声もあった。

 1票差の14票で4位となったのは、『モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―』(フジテレビ系、木曜午後10時)。19世紀のフランス小説『モンテ・クリスト伯』が原作とあって、「『モンテ・クリスト伯』は本で読んでこそ良さが味わえる。ドラマという限られた時間では、その素晴らしさは十分に伝わらない」(20代/男性/学生)と難色を示す声が。また、ディーン・フジオカが主演を務めていることに対し、「ディーン・フジオカさんは好きだが、少し荷が重そうに感じる」(50代/女性/個人事業主)「ディーン・フジオカの演技は主演向きではないと思う。朝ドラではピンポイントでの出演だからウケただけで、決して実力があるとは言えない。復讐モノは外さないとはいえ、厳しいのではないか」(30代/女性/派遣社員)と見る向きが強いようだ。事実、初回から5.1%の大爆死を喫してしまった。

花より男子DVD-BOX