暮らし
[連載]30代女子の「煩悩部屋」ビフォーアフター
流行遅れのルクエ、芽の出たイモ……「モノに支配された」30代女子キッチンの現実
2018/04/30 17:00
この「モノの量」と向き合うことで、いろいろな問題点が浮き出てきます。まずは、じっくりと検証しながら「本当に必要なモノか?」を確認しましょう。
Aさんは、お菓子、プロテイン、アルコール、調味料などを置く場所がないという理由でアチコチに「とりあえず置き」をしていました。また、ストックがないと不安になるとのことで「お買い得品」の大量購入が目立ちます。トレンドにも敏感で、スチーム調理器、鉄スキなど話題になった調理器具もそろえています。
「5つ購入すれば、お買い得!」
「コレを使えば、料理が楽になる!」
「週末は、グランピングがオシャレ!」
商品のキャッチコピーの魅力に飛びついた結果「使っていないモノ」ばかりが増え、管理できていない状態です。これでは、いくら頑張っても「永遠に片付けられない」のは当然です。だって、モノが多すぎますから……。
グループに分けて、本当に「必要なモノか?」を考える
食器類、調理器具とグループ別に分けます。次に、適正量を考えます。はじめに、使用頻度別(①毎日使う/②2〜3日に1回使う/③週1回使う/④月1回使う/⑤年 1 回使う/⑥年 1 回も使わない/⑦思い出のあるモノ)に考えます。特に、⑦のようなモノは、作業を停止する力を持つので処分を検討する必要がないモノです。ただし、1年後に見直してその気持ちが薄れるか見直しをしてください。他のモノ(使っていない、気に入らない、不完全なカタチ、壊れている)は、処分しましょう。