「たけし軍団は怪しい」「言動チグハグ」ビートたけしを窮地に追いやる、“森社長告発”に疑念の嵐
ビートたけしの事務所独立騒動が過熱する中、業界内で、たけし軍団の言動を疑問視する声が急増しているという。
「たけしは3月31日付でオフィス北野を退社し、4月1日から、自ら代表を務める新事務所・T.Nゴン所属になりました。当初、たけしの退社には“愛人”といわれるビジネスパートナーの存在が関係していると報じられましたが、これに反論したのが、たけし軍団でした」(テレビ局関係者)
浅草キッド・水道橋博士やグレート義太夫、ダンカン、つまみ枝豆は、1日付のブログで一斉に声明文を公開。その中で、たけし独立へのビジネスパートナーの関与を否定するとともに、原因は、オフィス北野・森昌行社長が無断で同社の筆頭株主になっていたこと、また役員報酬の金額や赤字経営が問題視されたからだと主張した。
「ところが、森社長は5日発売の『週刊新潮』(新潮社)のインタビューで、筆頭株主になったのは26年前であり、たけしにも報告していたと説明。また、役員報酬や赤字問題に関しても、軍団の主張には誤りがあると、ことごとく反論しています」(週刊誌記者)
さらに、3日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)に出演した井手らっきょは、オフィス北野の20代社員について「年収1800万円」と発言したものの、翌日の『バイキング』(同)ではダンカンが「らっきょの勘違い」と、撤回していた。
「こうした経緯により、世論も“事務所批判”から徐々に“軍団批判”へと切り替わりつつあります。そもそも、連日この話題が報じられ続けているのは、たけしや森社長ではなく、軍団の面々が各所で、情報を発信・拡散し続けているから。しかし、事務所に反発を続けながらも、退社はしないという矛盾したスタンスを保っているだけに、テレビ関係者からも『このまま彼らに好き勝手にしゃべらせていいものか?』と疑問視されるようになっています」(前出・関係者)
3日のイベントに登場した博士は、森社長との話し合いの有無を問われると「たけし軍団の上の人はしていると思うが、僕はしていない」とコメント。
「その後は、核心を突かれるのを避けたかったのか、加山雄三のクルーザー『光進丸』の出火事件や、元SMAP・香取慎吾らの公式サイト『新しい地図』にかけたギャグを連発していました。こうした軍団の言動が、逆にたけしの足を引っ張っるような状況になってきた印象です。こうなると、たけし軍団が否定していた、『独立には、たけしの“銭ゲバ”な愛人が関与している』という当初の報道にも、真実味が増してきますよ」(前出・記者)
たけし、森社長とも、自身の正当性を主張し続けているが、本来たけしを支持しなければならないはずの軍団が、結果としてたけしを窮地に追いやっているようだ。たけしをめぐる“お家騒動”は、果たしてどういった決着を迎えるのだろうか。