サイゾーウーマンカルチャー「クラブ愛 本店」超売れっ子ホストに聞く、女が陥りがちな“ダメな甘え方”とは? カルチャー 「クラブ愛 本店」超売れっ子ホストに聞く、女が陥りがちな“ダメな甘え方”とは? 2018/03/16 15:00 「若い部下が自分の話を聞いていない」で悩むのはホストも一緒 元はホタテ漁師とはにわかに信じがたい ――自分の部下の育成で、頭を悩ませている上司は多いですよね。壱さんご自身も取締役という立場で、グループ長も務めていますが、ホスト業界のマネジメントはどのようになっているのでしょうか? 壱 かつてのホスト業界はワンマンというか、トップダウン型だったんです。「上の言うことは絶対、お客さまの言うことも絶対」と。今ならパワハラ、となるようなことも当たり前でした。そんな中、gd※で行っているマネジメント講座『ホストの学校』で学んだ内容と、自分の経験則が合わさることで、ずいぶん仕事をやりやすくなりました。 ※gd:グループダンディ。愛本店をはじめ全国で31のホストクラブを運営 ――どういった点でやりやすさを感じますか? 壱 今までは、新しく入っている20代の子が何を考えているかがよくわからなかったんです。話をしても、「聞いてないな」っていうのがわかって、どうしたものかと思っていました。 ――ホスト業界に限らず多くの上司が抱える悩みですね。 壱 そうですよね。「言ってやろう、教えてやろう」という、自分の気持ちが相手に伝わってしまうと、相手が聞く耳を持たなくなる。というのは、『ホストの学校』から得たことです。長くやっていて、また、成功体験があると、どうしても「これがいいんだよ」になってしまうんですよね。 ――成功している上司であればあるほど、つい、「こうすればいいんだから!」とやってしまいたくなる気持ちはあるでしょうね。 壱 でも、それだと通じないんです。まずは相手に寄り添って普通の会話をし、信頼関係を築いてから仕事の話を練り込まないと、無理なんだなというのがわかりましたね。『ホストの学校』を受ける前までは「僕は物言いがきつい方なので嫌われ役の方が向いている」と思っていて、「お父さん役(ムチ)」だな、と思っていたんですが、なにも嫌われ役にならなくてもマネジメントはできるのだな、と気づけたのはとてもよい経験でしたね。 * * 壱さんも学んだ『ホストの学校』。もっと聞きたい方のために向けた、“女性版”『ホストの学校』がある。 『ホストの学校』はその名の通り、もともとgdのCOO・巻田隆之氏が「売れるホストと売れないホストは何が違うのだろう?」という疑問から始まった、NLP(米国の心理学の1つ)などを駆使し作り上げた「売れっ子ホストになるための教育プログラム」。仕事柄どうしても若くして大金を手にしてしまうホストを「束ねる」という管理スキルが、ホストクラブの運営には欠かせないため、同プログラムでは「マネージャー育成」にまで踏み込んでいる。 もともとは、gdグループ内での教育だった『ホストの学校』も、その後、他店ホストだけでなく、今では一般企業の管理職男性の受講も多い。そして3月24日には、初めて女性限定の『ホストの学校』が開校される。壱氏は「マネージメントを学ぶ機会はなかなかありません。特に女性の場合、受けたくても受けられない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ぜひ新しい学びの機会を、『愛本店』という異世界で体感していただけばうれしいです」と話す。 (石徹白 未亜) ・クラブ愛 本店 ・ホストの学校 ・女性版ホストの学校 3/24開校 ・当コンテンツはインフォメーションです。 前のページ123 最終更新:2018/03/16 15:00 次の記事 中居正広「真のMC力」 >