サイゾーウーマンカルチャーインタビュー経営者が語る、レズ風俗が必要なワケ カルチャー 『すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない。』著者・レズっ娘クラブ代表・御坊さんインタビュー マンガの効果で売り上げ4倍! レズ風俗経営者が語る、“女性だけの世界”が必要なワケ 2018/03/08 15:30 インタビュー風俗レズビアン 10年間で変化した傾向 ――御坊さんがお店を始めた10年前は、まだLGBTという言葉も浸透していない時代です。10年前と比べて、お店を利用する人やキャストの傾向は変わりましたか? 御坊 変わったと思います。昔はレズビアンの人たちの居場所がなかったので、出会い目的の方が多かったです。でも、今はLGBTのイベントも増えましたし、SNSも普及し、同性愛者向けの出会い系サイトもあります。そういうツールが増えたにもかかわらず、うちを利用してくれるお客さまがいるのは、本当にありがたいです。「恋愛ごっこ」という言葉を使うと語解を招くかもしれませんが、そういう利用の仕方もいいと思います。 ――同じキャストさんを指名し続ける方が多いんですか? 御坊 そういう方もいらっしゃいますし、いろんなキャストを指名される方もいます。お客さまが「この前、あのキャストさんを指名したよ」と言ってヤキモチを焼かそうとしたり、キャストもヤキモチを焼くフリをするとか(笑)。「今日で会うのは終わり!」って言いながら、次回の予約を取る方もいます。そういう恋愛の駆け引きごっこを楽しんでいるお客さまは昔から結構いますね。 ――今後の目標を教えてください。 御坊 東京進出も視野に入れ、お店を大きくしたいです。また次の企画として、自費出版で、永田先生にカバーイラストをお願いした『初めてのレズ風俗』というご利用ガイドの制作も進めています。もっと、いろんなお客さまに来ていただけたらと思います。 (姫野ケイ) 御坊(おぼう) 1981年、大阪生まれ、大阪育ち。大学卒業後、WEB制作会社に就職するも、24歳で独立。当時取引先に多かった性風俗産業に魅力を感じ、2007年に共同経営者2名とともにレズ風俗「レズっ娘クラブ」を立ち上げる。09年以降は単独で経営。10年にはレズ鑑賞サービスも提供する姉妹店「ティアラ」をオープンさせる。同店の宣伝も兼ね、関西におけるトークイベントの殿堂たる「ロフトプラスワン WEST」「なんば紅鶴」などへの出演多数。珍スポット旅好きユニット「MOB」にも所属。本人はノンケ男子。 前のページ123 最終更新:2018/03/08 15:30 Amazon すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない。 扉の向こうにあるものとは? 関連記事 レズビアンじゃないけど、話題の「レズ風俗」に行きましたレポキャストがレズビアンかどうかは関係ない 話題の「女性向け風俗」オーナーが語る経営の裏側レズビアン風俗に行ったのは母から自立するため 人間関係に悩んだ漫画家の生きづらさの乗り越え方女だって女に癒やされたいときがある レズビアン風俗体験記「性欲が強いだけ」「ただのセックス好き」? セックス依存症の実態を専門家に聞いた 次の記事 【漫画】芸能人“ケタ外れ”騒音トラブル >