「セックス中どんな顔をすれば……」セフレ7人の女の悩みに、プウ美ねえさんが全力回答!
家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。
<今回のお悩み>
「『すごい顔している』と言われました」
こんにちは。私は25歳独身彼氏なし。デブスのくせに経験人数は200超え現在セフレは7人。若いが通じるうちに遊んでおこうと今を楽しんでいます。数年前、セフレに「セックス中すごい顔している」と言われました。私はいつも全力でセックスするので、ひどい顔だったのでしょう。それ以来セックス中は顔を隠しています。でもどうしてもセックス中、相手の感じる顔がみたいのです。いい女はセックス中(挿入中)どんな顔をしているのですか?(ちくわさん、25歳)
【プウ美ねえさんの回答】
「相手の感じる顔がみたい」……素敵なことですね。触れ合いとおなじように、視線の交わし合いもセックスの大切な要素です。おねえさんはタチをする時には必ずウケのかたの表情を楽しみますし、ウケている時は「相手がどんな顔で挿入しているかな?」と確認します。夢中な顔をしてくれていたら、とても嬉しいものです。ドギィスタイルやバックでする時は、必ず大きな鏡の前などに行っておたがいの表情を見交わすようにしています。
セックスには相性がありますから、すごい顔で引いたり、引かれたりすることはあります。しかしちくわさんのように全力でセックスしてくれるということはまず第一に素晴らしいことです。ウケ側が冷静すぎたり小手先の態度だったりすると、挿入側はやりがいがないものです。マグロ好きの男性や、女性が攻めるパターンの時はまた別ですが、多くのかたは相手の全力を歓迎するものです。
声や表情を無理につくるなんてことは、おやめなさい。セックスを職業にしている場合は、一般的に受けのよい所作を身につける必要があります。その場合は動画をたくさん見たりして他人の声や顔を研究する必要があるかもしれません。けれども素人にとって、ありのままの自分を受け入れあうことこそセックスの楽しさ・喜びではありませんか。作り顔のセックスをして嫌われたら「そんなことなら素でやればよかった」とおもうでしょう。
【今月のエプロンメモ】
いま、ちくわさんはどのようにお顔を隠していますか。手でしょうか枕でしょうか。もしもお相手にフェティッシュな趣味がありそうだったら、セクシーなマスクや目出し帽をかぶってはいかがですか。しゃれたアイテムで表情を隠しつつ、お相手の顔も確認できて、おつなものですよ。
熊田プウ助(くまだ・ぷうすけ)
1969年生まれ、ゲイ漫画家。都内でひっそりと飼い猫と暮らす日々を描いたエッセイマンガ『本日もおひとりホモ。中年マンガ家生活』(ぶんか社)、『世界一周ホモのたび 狂』(同)、『TOKYO中年駄ホモ生活』(同)など。
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