サイゾーウーマンコラムプウ美ねえさんのエプロンメモプウ美ねえさんが語るセックスレス コラム 【連載】プウ美ねえさんのエプロンメモ 「結婚してからセックスレスです」プウ美ねえさんが経験談から説く“マネ厳禁”なレス解消法 2017/05/20 19:00 プウ美ねえさんのエプロンメモ (C)熊田プウ助 家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。 【今回のお悩み】 「女としての魅力がなくなったのかと落ち込みます」 結婚してからセックスレスです。結婚前は毎日と言っていいほどしていました。できちゃった結婚だったため、結婚当初から夫に「おなかにいる子どもに何かあったら怖い」と言われ、レスです。産まれてからは「仕事が忙しくてそんな気になれない」と言われ、レスです。 ほかのことで気を紛らわせていても、最終的には「女としての魅力がなくなったのか」と落ち込み、このまま一生レスなら離婚したいと思うほどです。セックスして愛情や温もりを感じたいのです。プウ美ねえさんは彼とレスになったことはありますか? その時はどうされたのでしょうか?(みねこさん、30歳) 【プウ美ねえさんの回答】 セックスはじぶんの魅力を確認し、愛情をチャージする行為だと思っておられますね? もしかしたら、彼にプレッシャーを与えているかもしれませんよ。 「ウケ」として愛撫される時、不遜ながらおねえさんも、じぶんを魅力的なのだと思ったりします。しかし「タチ」の時は、相手の魅力と性的興奮はあまり関係がなく、ややブスなほうが景気よくエレクトしたりするのです。また、相手との絆が深いほど、性欲は解放しにくいものです。気楽にセックスを楽しめる相手だったあなたが、大切な彼女、妻、そして子どもの母になったことで、彼のおちんちんが今まで通り暴れられないのかもしれません。「じぶんの魅力が……」などと思い込みで悩まず、冷静に、シンプルに気持ちを伝えましょう。まずはレスを解消する気持ちがあるかどうか、聞くこと。そして「温もりを感じたいので、協力してほしい」と提案してごらんなさい。一方的に要求するのではなく、相手をリラックスさせることがたいせつです。 おねえさんは、セックスを拒否されることがこの世でいちばんきらいです。恋人とレスになったときは、新鮮さを保つべく、コスプレ、タチウケ交替、他人を交えての3Pを敢行し、相手が眠っている隙に体をもてあそんだりもしました。関係を保つため浮気も公認しましたが、詳細を告白させたりしたため、非常に嫌われて別れました。それ以来、セックスを拒む相手とは、すぐ絶縁するようにしています。そもそも、数時間のいつくしみ合いを面倒がる人をパートナーとして信頼できません。セックスだけが愛の証明ではありませんが、ベッド以外で愛情を実感できていないからこそ、レスが苦しいのです。 【今月のエプロンメモ】 あせらずにスキンシップを増やし、それ自体を楽しみましょう。一緒に入浴する、おたがいにマッサージをする、手をつないで眠る。おねえさんのような強引な工夫は、相手をつかれさせ、かくじつに優しい気持ちを枯れさせるので、ぜったいにマネしてはいけません。 熊田プウ助(くまだ・ぷうすけ) 1969年生まれ、ゲイ漫画家。都内でひっそりと飼い猫と暮らす日々を描いたエッセイマンガ『本日もおひとりホモ。中年マンガ家生活』(ぶんか社)、『世界一周ホモのたび 狂』(同)、『TOKYO中年駄ホモ生活』(同)など。 <お悩み大募集> サイゾーウーマン読者の皆さんから、プウ美ねえさんに相談したいお悩みを募集しています。下記フォームよりご応募ください。 最終更新:2017/05/21 00:37 Amazon TOKYO中年駄ホモ生活 (本当にあった笑える話) 絶対に、絶対にマネしちゃダメだからね!? 関連記事 「同級生の恋愛・結婚話について行けない」プウ美ねえさんの考える“友達”という存在「若い男を恋愛対象にするのをやめたい」プウ美姐さんが“オバさん”に伝えたい、「のんけ」の不自由さ「44歳、独身、処女です」オンナの“孤独への不安”に、プウ美ねえさんが思うコト「私のセックスを想像されたくない」性愛を嫌悪する人に思い出してほしい“自覚”「W不倫相手に飽きられたようで悔しい」恋愛やセックスで“勝つ”という意味 次の記事 『ブリジッド・ジョーンズ』好きは必見? 映画『私がクマにキレた理由』DVDをプレゼント >