【連載】美容整形Dr.高須幹弥に訊く!

知られざる「男性器整形」の実態! 男性はなぜあそこに“ボール”を入れるのか、Dr.高須が解説

2018/02/26 21:00

シリコンボールで亀頭に北斗七星をデザイン

 男性器はある程度体型に比例する部分もありますが、形やサイズなど千差万別。理想的な男性器に比べると欠けている部分のある人のほうが多いので、男性器整形で補いたいと思うんですね。男性にとって、男性器が大きかったり、自分のモノで女性を喜ばせられたりすることは自信につながるんですよ。シリコンボールを陰茎に挿入する「シリコンボール法」もその表れで、パイプカットの次くらいに施術者の多いメニューです。

 もともとは、暴力団員が“度胸がある男の証し”として真珠やパチンコ玉を入れていたようで、この施術の患者さんの半数くらいはその道の方ですね。一部の彫り師も真珠の挿入を施しているようですし、刑務所などでは、割りばしで包皮を切って、歯ブラシの柄を切って丸く削ったものを入れたりもするそうですが、感染症などの心配があるため、ウチのようなクリニックで、安全性が高く劣化もしないシリコンボールを入れる暴力団員も増えているんです。

 残りの半数は一般人。ただ、シリコンボールが入っていると見た目がグロテスクになって引かれたり、膣の弱い女性に痛がられたりするので、強い刺激を望むパートナーを持つ男性のことが多いですね。

 シリコンボールを入れても男性の感度がよくなるわけではないのですが、気持ちよがる女性を見て、精神的な気持ちよさが得られるそうです。女性の様子に満足して、追加で入れに来る患者さんもいます。ただ、一般人の中には、パートナーが変わったりして「やっぱり取りたい」と来られる方もたまにいらっしゃいますね。

 当院ではシリコンボール1つで3万円(税別)なので、予算的なものもあってか、3つを希望される方が多いです。入れる場所は亀頭のすぐ下あたりですが、中には「7つ入れて北斗七星の形にして」などデザイン性も楽しまれる方もいるんですよ。

takasumikiya01高須幹弥(たかす・みきや)

美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
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最終更新:2018/02/26 21:00
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