[おちぶれ続けるアラフォー風俗嬢と男たち]

梅毒の猛威はHIVより危険!? 医師がアラフォー風俗嬢に語った、「神経梅毒」の恐怖

2018/01/28 21:00

母親の前でオナニー、精神科に強制入院となるケースも

 そして、今回プライベートレッスンに来て下さったお医者さんに、梅毒の治療記録などの資料をいろいろ見せていただいて驚愕した。ほとんど気が付きにくいとされていた第1期の初期段階において、昨今、深刻な神経症状が見られるケースがあるのだという。

 何か突然変異か? 淋病も進化して抗生物質が効きにくいスーパー淋病が出ているなんて少し前にニュースになっていたけど、そんな感じか? 原因はまだわからないそう。でも梅毒に特徴的な皮膚症状、しこりもバラ疹も何も症状が出ていないのに、神経症状だけが先に出て、精神科病棟に即強制入院となってしまった人たちがいる。その神経梅毒の症状が最悪だ。

 会社で上司に注意されても勤務中にゲームをやめなかったり。母親の前でオナニーをしてしまったり。冷蔵庫のモノを全部食べてしまったり。女性が外でおしっことうんちをしてしまったり。痴漢、無銭飲食などの犯罪行為をしたり。幻覚幻聴があったり、何をやっているのか認知できていないのに、徘徊したり。

 悲しいことに、これら神経梅毒の症状が出た人は、どこで感染したかはわからないものの、風俗経験のある男性が多かったのだとか。

 精神科病棟での入院は、数カ月にも及ぶ。それほど長期間になってしまったら、会社や友人、家族などいづれかにはバレてしまう。先生も言っていたが、HIVよりも梅毒の方が怖い。これは私も同感だ。


 どちらもちゃんと検査していれば早期治療で手遅れになることはそうない。でも、感染率からすると圧倒的に梅毒の方がうつりやすい。自分は大丈夫なんて根拠のない自信は今すぐ捨てた方がいい。あなたのパートナーが嘘をついていないとは限らない。最悪なのは、奥さんが妊婦であまりSEXしてくれないからと、風俗に通って梅毒をもらい、母子感染させてしまうこと。

 だからこそ症状が出てから病院に行くのではなく、定期検査が大事。きちんと早めに治療を行えていれば、母親の前でオナニーしないで済んだかもしれない。感染することも最悪だけれど、本当の悪夢は、めでたく治療が終わって正気に戻った後も、お母さんの前で自慰行為をしたという事実が一生消せないことだ。

mandara

*曼荼羅*(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱい。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画

最終更新:2018/01/28 21:00
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