[ジャニーズ最新言行録]

Hey!Say!JUMP・山田涼介、カットされた“脱退ドッキリ”映像……想定外の展開とは

2018/01/06 08:00
yamada_sexy
ほら~エースが拗ねちゃったじゃないの~

 昨年11月放送の音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2017』(日本テレビ系)内で、“グループの結束力を確かめるため”のドッキリを仕掛けられたHey!Say!JUMP・山田涼介。かつて、自身とセンターポジションを張り合った中島裕翔が「脱退」を切り出すという内容で、ドッキリと知って涙目になったほど。ファンからも番組に向けて批判が噴出した同企画の裏側を、山田本人がラジオ番組で語った。

 『ベストアーティスト』は、2015年にKAT-TUN・田口淳之介が番組内でグループ脱退を発表し、翌16年はV6・長野博が結婚報告と、ジャニーズにとって何らかの“告知”が行われる場となっていた。そんな中、17年は結成10周年を迎えたJUMPの“脱退ドッキリ”が行われ、中島が「ウソの告白」をするVTRをオンエアー。ドッキリ当日は、スタッフが「裕翔からみんなに話したいことがあるっていうから」と、9人を招集。重い口を開いた中島は「わりと、芝居への気持ちがだんだん強くなってきてて……。その……JUMPを辞めたい」と述べ、山田はもちろん仕掛け人のメンバーも暗い顔で黙り込んでしまった。

 事前に八乙女光が、「深刻になりすぎても困る」として“その場を明るくする役割”を担当すると紹介されており、実際に「俺らは巨人(読売巨人軍)みたいなもんだから。JUMPは永久に不滅みたいなものだし……待った方がいいなって。鳴かぬなら……なんだっけ? ホトトギスみたいな」と、おトボケ発言。この言動に山田が呆然とする一方、笑いをこらえる知念侑李の姿が映し出されていた。

 その後、山田は取り乱すことなく「やっぱり、(中島には)辞めてほしくないと思うし。言ってしまえば俺ら、もう家族みたいなもんだから。1人が抜けたらHey!Say!JUMPじゃなくなるし、このメンバーだからHey!Say!JUMP」「夢はたぶん、1人で追うより、9人で追った方が楽しいんじゃないかなって思う」と、説得。これには仕掛け人であるはずの有岡大貴と岡本圭人も思わず涙してしまったのだった。そして生放送の日に、ネタバラシを受けた山田は安堵の表情を浮かべながら新曲「White Love」を歌唱したが、この日まで中島と気まずい日々を送っていたという。

 ファンの間で物議を醸したこのドッキリについて、ラジオ番組『Hey! Say! 7 UltraJUMP』(文化放送、1月4日放送)で山田が言及。リスナーのお便りをきっかけにこの話題に触れると、


「(メンバーの脱退は)ホントに考えたことなかったし。で、考えてたくもないし。考えるだけ無駄だなっていうふうに思っていたところに、こういう話を裕翔が持ちかけてきたから。ホントに、こう……普段の僕だったら、たぶん怒鳴り散らすだろうなとか、言い方は悪いけど、殴ってでも止めるぐらいの勢いで、たぶん接するだろうなと思ってたんですけど」

と、自身が想定していた展開を打ち明けた。ところが、いざ現実になると「頭が真っ白」になってしまい、怒りの感情よりも「どうやって引き留めよう」と考えていたという。

 また、『ベストアーティスト』でも、司会を務める嵐・櫻井翔から「八乙女がホトトギスの話しはじめた時なんかは、どんな雰囲気だったの?」と聞かれた際に「マジでコイツ、バカなんだなって。ホントのバカなんだなと思って」とぶっちゃけていたが、メンバーの中でも怒りの矛先は八乙女に向いていたという。

「実際、40分ぐらいしゃべってるんですよ。マジな話をしながら、40分ぐらい話してて。その中で八乙女さんが、なんか“河童の川流れがどうのこうの”とか言ってるんですよ。随所、随所に。それに対して僕、1回プチンってきて。『うるせーよ』っていう言葉を発してるんですけど」

 おそらく、オンエアーではカットされてしまった言葉もあるのだろう。さらに、伊野尾慧も「煎餅をバリバリ食べる」といった驚きの行動を見せていたため、「“コイツらどうかしてるぜ”って、本気で思ってたの、俺は。だから、ここは俺がしっかりしなきゃなっていうふうに思って。(高木)雄也とかもスゴい良いこと言ってたり、薮(宏太)ちゃんとかもスゴい引き留めてたりしてたんだけど……」と、現場の状況を振り返った。


 その上で、山田は「普段考えることがないからこそ、あぁいう局面に立たされると、学ぶこともあるし。“本当に好きなんだな、このグループのことが”とも思えるし。本当にいいきっかけになったな、というふうに僕は思っているので」と、総括。心配するファンに向けて「僕にとってはいい経験だった」と前向きな言葉を述べつつも、「今後二度と、あのようなドッキリはないと思いますので。はい。ご心配なく、ということですかね」と、結論づけていた。

 ドッキリの中心だった山田や中島を傷つけたほか、与えられた立場を全うした八乙女すら悪者になってしまった今回の企画。せめてメンバーの絆がより深まっていれば幸いだが……。

最終更新:2018/01/06 08:00
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