サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「Domani」婚活ルポの阿鼻叫喚結果 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「Domani」1月号 「Domani」の「アラフォー婚活」ルポ、後悔と失敗まみれ! 寂聴は「離婚推奨」のカオス 2017/12/24 21:00 女性誌速攻レビューDomani ラスボス・寂聴の存在感 「働く女性の先駆者・瀬戸内寂聴さんに聞く 大人の女にとっての“自立”」。「現役の作家であり僧侶でもある瀬戸内寂聴さん。戦後の激動を乗り越え、仕事に恋に生きた30代、40代。時代を超えて、働く女性の共感を集め続ける寂聴さんから、ドマーニ世代へのエールをいただきました。」ですって。不倫の報道が多かったこの1年。どのようなお話が聞けるのでしょうか? 誌面側と寂聴さんとの対談形式で話は進みます。「未婚の読者からは、結婚したくても失敗がするのが怖くて恋愛に踏み込めなくなってきた…という声もあります」に対し、「今は、離婚なんてもう女の勲章!」と軽く檄を飛ばしてきます。よし、とりあえず結婚してみよう! サンマリエ行こう! このお説法、婚活特集の布石だったのか! 恋愛に続くは仕事の話。「働くアラフォーにとっては、後輩世代とのコミュニケーションも悩みのタネ。ここ数年、20代スタッフ2名との体制で仕事を楽しんでいる寂聴さんに、気を付けていることを尋ねてみると、『ない!』と即答」とのこと。インタビュアーさんの遠い目が見える……! 「みなさんがそんな気を使っても、相手はそれを知らないでしょう(笑)? だから気を使うだけ損ですよ。そんなところで疲弊するよりも、自分の能力を存分に発揮することが、会社なり組織のためになるというものです」。間違いないっ! だけど……その心境にはまだなれない……あと50年生きたら見える境地なのか? いや、その頃にはもう働いてないことを祈りたい! 肝心の「自立」については、最後に壮大すぎる愛の説法が。「これからの人生、もつべきものは、やっぱり愛する力。それは恋愛にかぎりません。人を愛し、愛されるということが、いちばん生きている実感があると思います。ただし、相手に利息をつけて愛を返してほしいと求める愛は、本物ではない。ほかのだれかを自分よりも愛すること。相手が幸せになることを望むゆとり。それがあれば、どんな時代でも自立した心をもっていられます」。 幸せホルモンを分泌させるために、動物やアイドルなど愛する対象を持つというのは、聞きますが、寂聴さんが言うには「人」限定。そんなところに95歳を感じますね~。わかっちゃいるけど難しいのよ、それは! これも、あと50年生きりゃわかることなのか? その前に仏門も叩かねばならないのか? (白熊春) 前のページ12 最終更新:2017/12/24 21:00 Amazon Domani (ドマーニ) 2018年 1月号 [雑誌] Domani読者がサンマリエに殺到しちゃう 関連記事 神崎恵「夕飯は3パターン&つくり置きNG」、「Domani」料理企画のさじ加減が絶妙すぎ!膣ケアの重要性を説く「Domani」、必殺フレーズ「介護の快適さも違う」と仰天の提案「たまには男の意見も聞いてみる?」胸がザワつく「Domani」の好戦的座談会、とんだ茶番!「Domani」、香水カウンセリングの「なりたい自分に合う香り」が“占い”と重なるワケ結婚&男へのファンタジーを失った「Domani」、“ごほうび買い”という名の金の亡者に 次の記事 風俗嬢が振り返る、ヘンなお客さん3人 >