サイゾーウーマンコラム元極妻・芳子姐さんのつぶやき元極妻が語る「ヤクザの年末年始」 コラム 「元極妻」芳子姐さんのつぶやき16 年末特別編 元極妻が語る「ヤクザの年末年始」――昔は芸能人のお小遣い稼ぎだった“事始め” 2017/12/30 21:00 EXILE元極妻・芳子姐さんのつぶやきヤクザ ヤクザのお正月はひっそり…… 事始めも地味ですが、さらに静かなのが今どきのヤクザのお正月です。1990年代くらいまでは、お正月に親分衆で温泉旅館を借り切って、若い衆も一緒に「刺青出し出し」で露天風呂に入ったこともありましたし、主だった親分衆は皆さん別荘で過ごされていました。私や子どもたちも別荘に呼んでいただいたことは何度かありました。今もこういうことは少しは残っているのかなと思います。いずれにしても、バブルの頃は温泉旅館や別荘の周辺が「高級外車の展示会」状態となっていましたね。黒のメルセデスはむしろバブルの後の印象で、もう少し昔はキャデラックやマセラティ、ポルシェなども多かったです。 また、ハワイやグアムでゴルフというヤクザもいました。マカオやバハマのカジノは家族を連れて行く感じでもないから……と聞いたことがあります。昔はヤクザもお正月には家族サービスを考えていたんですね。でも、今は本当にひっそりしています。もともとお祭りやおめでたいことが好きな人たちばかりですから、寂しさもひとしおでしょう。 暴力団排除は、身から出たサビの部分もありますが、やはり世知辛いと思わざるをえません。ご近所のお料理屋さんやお菓子屋さんなども「昔は親分衆がたくさん使ってくれたのに」と残念がっていました。来年はさらにヤクザの締め付けは厳しくなるようで、元極妻としては微妙ですが、皆様どうぞよいお年をお迎えください。 前のページ12 最終更新:2017/12/30 21:00 Amazon 極道ぶっちゃけ話 「三つの山口組」と私 ヤクザのお正月にも時代の変化が 関連記事 「大麻はミュージシャン」で「シャブはオッサンと二世」のワケ――元極妻が考える大麻解禁「三田佳子次男」級から東大卒や弁護士まで、幅広いヤクザの子どもたち「高倉健はヤクザの運転手だった」――元極妻が明かす、ヤクザと芸能人のリアルな関係島田紳助の「復活」はない――“元ヤクザ”の政治家がいた時代とは違う世間の目元グラビアアイドル、元歌手……落ち目のタレントを愛人にするのも「ヤクザの甲斐性」 次の記事 嵐の2017年“重大”裏ニュース >