あのハリウッドいちのデカチン男が新バットマンに!? ピチピチ黒タイツに期待高まる
彼は14年に米RadioTimes.comのインタビューで「スーパーヒーローの役をオファーされたことがあったが、断った。その選択は正しかったと思う」と告白。
「極めて苛酷な契約なんだよ。1作出て終わりってわけじゃない。少なくとも、もう2作。脚本も読んでない、どんな映画になるか見当もつかない作品に出なければならないし、もちろんクロスオーバー作品にも出演する」と、スーパーヒーローを演じるには厳しい契約を結ばなければならないことを明かした。「特定の役に縛られたくはない」と述べた上で、「今、もし自分がスーパーヒーロー映画の役を演じるという契約を結ぶとなると、50歳までそのスーパーヒーローを演じるということになるだろ」と説明。「20歳以下の子たちに、俺が誰なのか聞いてみなよ。みんな『知らない。うちの親父に似てるけど』って言うだろうよ」と語った。ケープを着けてタイツをはくには年をとりすぎており、若い世代にアピールできる年齢の役者ではないと自分で判断し、オファーを断ったのだと熱弁した。
ジョンはこの時、どのスーパーヒーローの役をオファーされていたのかは明かさなかったが、世間は「バットマンに違いない」と推測。「黒光りするジョンが見たかった」「体にぴったりフィットするスーパーヒーローのコスチュームを着たジョンが見たい……」とファンは悲しんだ。
そのジョンがなぜ心変わりしたのかは不明だ。ベンのあまりにもひどいバットマンぶりを見て「俺のほうがいける」と思ったのかもしれない。バットマンのイメージ回復のために、ピチピチのタイツをはく気になってくれたのかもしれない。
とはいえ、アメコミファン的にはやはり年齢が引っかかるようではある。ジョン自身がかつて話していた通り、スーパーヒーロー映画はひとりの役者が何年も同じキャラクターを演じるのがお決まりになっている。マーベル・シネマティック・ユニバースでキャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスは、10年にわたって同役を演じる契約を結んだ際、「最初は9本と言われていたのを6本にしてもらったんだ。それでも10年だから、すごい契約なんだけど」とぼやいていたほどだ。
はたして、黒いピチピチの黒タイツをはいたジョンの姿を拝むことはできるのか? デカチン愛好家たちも固唾を飲みながら続報を待っている。