いしだ壱成が休業を「年内」に区切ってるワケ
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎疑惑の休業
いしだ壱成、年内休業を発表。理由は「環境の変化と過密日程」とのこと。うーむ。離婚してすぐ、例の「たぁたん」と付き合ったことが「環境の変化」にあたるんだとしたら、自己管理はどうした。「過密日程」ってほど引っ張りだこ状態にも見えないし。「年内」と区切ってるところを見ると……。
もしかしてもしかすると、年明け「ご心配おかけしました。すっかり元気になりました!」つって公の場に現れた、いしだ壱成の頭が、超フッサフサになってたらどうしよう。たぁたーーーーん!! たぁたん関係ないっすね。お大事に……。
◎都合のいい幻聴
わいせつ行為が報道された岩泉町長。「助けて、という幻聴が聞こえて思わず駆けつけた」って、『キック・アス』気分か。自分で「幻聴」と言っちゃってるっていうのがね。本当に幻聴に悩まされている人に失礼というかね。
「どうせ全てを失うなら」と、たわごとへの振り切りのベクトルがすごい。女性記者に直接やったこと以外は、「ウソだ」と証明するの難しいからなぁ。「ウソじゃなかったらどうするんだ!」という流れが生まれたらどうしよう。いや、世の中を信じよう。
どうしようもない言い訳が多く見られた今年であるが。間違いなく「たわごと・オブ・ザ・イヤー2017」はこの町長に送る。トロフィーだけ持って、早く去ってくれ。
◎23区ランキング1位決定!
神奈川県の平塚からスタートし、厚木、鶴見川を超えて都内に入り、大田区、品川区を経て、今は港区に。上昇志向の強いOLみたいなサルであるな。
「でも港区っていいとこ結構限られてるし」「今人気あるのは目黒区っしょ」「渋谷区はダサい場所いっこもないよね」「民度のクオリティでいったら千代田区で決定」。
尽きることのない「区ヒエラルキー談義」であるが。このサルが最後に辿り着いた場所を、とりあえず暫定首位として認定してはどうだろうか。たとえ北区になろうが足立区になろうが、文句いいっこなしで。マジで。キリがないから。
そんな私は新宿区在住。便利さでいったら、誰が何と言おうとウチが一番! あーキリがねぇ。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。