いろいろ裏目に出ちゃった感じ?

ニッキー・ミナージュの濃厚“エロティック”写真に批判殺到! 盲目ファンの擁護も裏目

2017/11/20 18:44
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「気にしてないけどね〜」

 ニッキー・ミナージュ(34)が、雑誌の表紙でお得意の“エロかっこいい”を炸裂させた。だが世間の評判はイマイチで、「ニッキーらしいけど下品」「もうこんなことやめればいいのに」と微妙な空気が流れている。そんな中、スタイリッシュな女性ラッパーとしての地位を築いたイヴ(39)がこの表紙について「若い女子たちからお手本として見られているのに、最悪なお手本」だとディスった。「私は絶対にこんなことしない」と断言し、ニッキーのファンは「元ストリッパーでセックステープが流出したアンタには言われたくない!」と大激怒。イヴのツイッターが大炎上する騒ぎに発展している。

 今回ニッキーが表紙を飾ったのはカルチャー誌「PAPER」だ。この雑誌といえば、2014年にキム・カーダシアン(37)が自慢のおしりを丸出しにし、世間を騒然とさせた過去を持つ。このときの表紙には、ネット上を騒然とさせたりパニックに陥れるなど“カオスな状態”にするという意味の「ブレイク・ザ・インターネット」という言葉が添えられていた。

 あれから3年、「PAPER」は再び「ブレイク・ザ・インターネット」という言葉を添え、今度はニッキーに表紙を飾らせた。表紙には3人のニッキーが合成され、おしりに食い込んだ黒いレザー調のレオタードに黒いエナメル調のブーツを履いたロング・ブロンドヘアーのニッキーがひざまずき、ニップレスを貼ったトップレス姿で股を開いて椅子に座るロング・ブラックヘアーのニッキーの股間に舌を這わせようとしており、露出度が非常に高いミニドレスを着たピンクブロンドヘアーをポニーテールにしたニッキーが、座っているニッキーの片乳に手を添えているという卑猥な図柄になっている。

 誌面には3人のニッキーが性的行為をしているような写真も掲載されており、ニッキーがニッキーの股間にシャワーを当てて感じさせていたり、ニッキーがニッキーの股間に赤いバラの花を当て悶えさせているなど、スタイリッシュに独自の世界観を展開している。

 だがネット上では、「キムのときほど『ブレイク・ザ・インターネット』って感じじゃないよね」という声が多い。「キムはオールヌードも披露したが、笑顔で彫刻のようなポーズだったから、こんなに下品じゃなかった」「キムの表紙は『ブレイク・ザ・インターネット』に値するものだったけど、今回のニッキーの写真は斬新じゃないし、ただエロいだけ」「ポルノ雑誌みたいで下品」などと散々な評価を受けている。


 そしてそんな中、2000年代にスタイリッシュかつセクシーでカッコいい女性ラッパーとして一世を風靡し、女優としても実業家としても活躍しているイヴが、トーク番組でニッキーに対して苦言を呈したのだ。

 イヴは今シーズンから司会者の1人として出演するようになった人気番組『The Talk』で15日、この表紙について手厳しく批判した。
「ニッキーとは『バーバーショップ3 リニューアル!』(16)で共演したことで知り合って、いい人だなって思ってるのよ。ラッパーとしても素晴らしいし、作詞家としても尊敬している」と前置きした上で、「女性として、個人的な意見としてね。あくまで個人的に。私だったら、絶対にやらないことだなって」「こんな風潮だっていうのに、不適切極まりないことでしょ」とぶった切った。

 イヴがいわんとしているのは、ハリウッドだけでなくさまざまな業界で権力者による女性や少年に対するセクハラが次々と暴露されているこの時期に、ニッキーが「どうぞ、性的なおもちゃにしてちょうだい」と言わんばかりのポーズをとった表紙を飾ったことに対する苦言であり、イヴは「どのアーティストも自分が好きなように自己表現すべきだと思っているし、どんな表現も尊重するけどね」とフォローしつつ、ニッキーの表現は一線を超え不快感を抱くというようなニュアンスでコメントした。

ピンク・フライデー