サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」ハイヒール・リンゴの不倫論に矛盾 コラム 仁科友里の「女のための有名人深読み週報」 三遊亭円楽の不倫女性を「頭おかしい」となじるハイヒール・リンゴ、その大きな矛盾点 2017/11/16 21:00 女のためのテレビ深読み週報女のための有名人深読み週報 円楽のお相手女性の素性は? 円楽に話を戻そう。 「フラッシュ」によると、もともと円楽は女性の父親と付き合いがあり、そこから女性と知り合ったそうだ。有名な噺家がその辺にいる普通のオジサンと親しくするとは考えにくいので、女性の父親は円楽の後援者と考えることができるのではないだろうか。 だとすると、思い浮かぶのが、梅沢富美男である。梅沢夫人が「女性自身」(光文社)に語ったところによると、夫人の実家は家族全員で梅沢の後援会に入っていて、それがきっかけとなって交際が始まった。夫人の父親は、海外公演にも同行するなどのひいき筋らしく、梅沢を支えるだけでなく、梅沢の最初の離婚の際に慰謝料を貸したりと身内のような付き合いをし、梅沢に「娘をもらってくれないか」と頼んだこともあったらしい。つまり、梅沢は大恩人の娘と結婚したわけだ。大衆演劇も落語も、切符をさばけないと始まらないという意味では同じだろう。円楽の相手女性の父親が後援者だと考えると、週刊誌に写真を撮られたくらいで交際を絶つわけにはいかないし、夫人も文句は言えないはずだ。 リンゴは相手の女性を「頭おかしいんちゃいますか?」と強い言葉でなじったが、女性が後援会関係者の娘だと仮定するならば、遊びで済まされない女性に手を出した円楽の方が、よっぽどおかしいんちゃいますか? と思うのだが。 仁科友里(にしな・ゆり) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。 ブログ「もさ子の女たるもの」 前のページ12 最終更新:2017/11/16 21:00 Amazon 六代目三遊亭圓楽襲名記念 三遊亭楽太郎十八番集(ボックス) ってか円楽、ほかにも何人か女いるでしょ 関連記事 森口博子の「私が結婚できない理由」に見る、“母子密着”のはらむ「狂気」虻川美穂子、「女子力高いよね」を褒め言葉と受け取る“性格”のメリット橋本マナミをけん制する壇蜜に見た、“負け上手”らしからぬ格付け意識misonoを炎上タレントたらしめる、“壊滅的なセンスのなさ”を読み解く紀里谷和明は、なぜ日本映画界から嫌われているのか? 「合理的」発言に見るメンタリティ 次の記事 元SMAP、パラサポ就任で木村ファンの反応 >