角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第144回

「お受験対策できるベビーシッター」として雑誌掲載、「VERY」ママから勘違いの問い合わせが!?

2017/09/23 16:00

「なるべく0歳児希望」という謎のシッター

 在宅で思い出しましたが、シッターの中に「保護者在宅でのシッティングは嫌」「なるべく0歳児」「保育補助やグループシッティングは嫌」という人がいます。保護者在宅は確かに疲れますが、「なるべく0歳児」には“?”です。有資格者だったのですが、0歳はシッティングの内容を保護者に話さないので、適当にできると思っているのかもしれません。0歳児は軽いので抱っこしやすい、2歳児みたいに走り回らないので、むしろ安全と思っているのかも。

 私は全年齢対応でシッティングしていますが、0歳は緊張します。寝ていても気を張りますよ! 保育補助やグループシッティングがダメな人も、ほかのシッターと比べられてしまう、動けないのが目立ってしまうので嫌がるのだと思います。派遣エリア以外のNGを言う人は要注意人物かもしれません。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に認可外保育園「駒沢の森こども園」、16年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」、17年4月に認可外保育園「衾の森こども園」をオープンさせる。家庭では9歳の愛娘の子育てに奮闘中。

最終更新:2017/09/23 16:00
VERY(ヴェリィ) 2017年 10 月号
VERYママの早とちり……