「お受験対策できるベビーシッター」として雑誌掲載、「VERY」ママから勘違いの問い合わせが!?
娘の小学校の新学期が始まり、いつもの日常が戻ってきました。朝の5時半起き生活です(遅寝が戻らず、二度寝しますが……)。夏休みの間、宿題以外にこれといった取り組みはなく、友達の家に泊まる&婿の実家へ1人で電車に乗って泊まりに行くぐらいが成長かなといった感じです。あ、横には成長し、現在ダイエット中です。
新学期早々の保護者会では、うちの娘同様「夏休み太った」という声もちらほら聞こえてきました。学校に行けばドッチボールしたり、鬼ごっこしたり、自然にエネルギーを消費していますよね。プラス電車とバスの通学のため、最寄りのバス停から教室に着くまで考えると20分以上歩くので、往復考えると1日のカロリー消費は結構なものになります。それが夏休みだと、フリードリンク、フリーフード、運動は家と塾の往復のみ。たまのクロスフィットは何の足しにもなりません。学校が始まったので痩せるとは思いますが、まだまだおぼこなので、本人はさほど危機感はないようです。
■ベビーシッター特集に掲載されたら……?
現在発売中のファッション誌「VERY」2017年10月号(光文社)に、「預けている間にお受験対策できるベビーシッター」として載ったのですが、その記事を見た人の中に大きな勘違いをしていた方がいたので、そのお話をしたいと思います。森のナーサリーは、ベビーシッターの会社で、あくまでもメインは「子守」です。トライアル以外は、稀に保護者が在宅している中で、お子様をお預かりしていることがありますが、基本は留守中の子守。トライアルは、定期のシッターを探している人に、何人かシッターを見てもらう際に、お試しで2時間シッティングし、判断していただきます。ずっと横で見る方もいれば、最初と最後合わせて30分くらい見て、あとはお子様に話を聞いて判断される方が多いです。
「VERY」の誌面は、シッター会社がいくつか出ていて、家庭教師や幼児教室の類は載っていないので、これは「ベビーシッター特集」だと誰もがわかる内容でした。ですが、いつも通り連絡のやりとりをしていると、話が噛み合いません。「最低利用時間が3時間になっています」と伝えると「面接練習を3時間もしたら、飽きちゃうと思います」と返信がきたり……。「ベビーシッターですので、お預かりの間にお受験対策をするサービスを行っています」と書いたら、その後、返信がなかったので、初めてそこで「家庭教師じゃないこと」に気づいたのだと思います。3時間もの間、横でずっと見ているつもりだったのでしょうか? その時間あれば、幼児教室で面接練習をすればいいのに! と叫びたくなりました。
ペーパーや指示制作、読み聞かせ、面接練習も行いますが、あくまでも“子守の合間に”です。お受験対策の基本は、お仕事をされているご家庭で、保育園との兼用です。専業主婦なら時間があるはずなので、わざわざシッターさんに頼まなくても、お母さんが行ったり、プロのいるお教室へ連れて行けばいいのでは? と思います。シッターを利用する方の7割は専業主婦で、リフレッシュや自分の時間の確保のために使います。それはよーくわかるし、大賛成なのですが、今回はズレてましたね(笑)。