『民生ボーイと狂わせガール』大コケ!! 「妻夫木が痛すぎる」「水原にドン引き」と酷評の嵐
9月16日に公開された妻夫木聡主演映画『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』が、週末の映画ランキング(興行通信社調べ)で初登場6位という微妙な滑り出しを見せた。ネット上では「水原希子で全てが台無し」といった辛らつな声が飛び交っている。
「同映画は、漫画家・渋谷直角の漫画を実写化したもので、主人公のコーロキ・ユウジ(妻夫木)は歌手・奥田民生を崇拝する雑誌編集者。相手役の水原は、自由奔放な美女・天海あかりを演じています」(芸能ライター)
全国257スクリーンで公開され、オープニング2日間の観客動員数は5万2,000人、興行収入は7500万円を記録。同映画のメガホンを取った大根仁監督は、2015年の佐藤健と神木隆之介のダブル主演作『バクマン。』も担当しており、当時は公開初週の動員数18万4263人、興収2億5160万7900円でランキング1位を獲得。上映館数が325スクリーンと、今作よりも100近く多かったといえ、圧倒的な差が出てしまった。
「予告映像などから、ラブコメ的な作品だと思って足を運んだ観客が多かったようです。しかし、ネットに書かれたレビューを見てみると、『明るい気持ちになれると思って見に行ったのに、コーロキが痛すぎた。それに、あかりの極端な言動にもモヤモヤした』『奥田民生が好きじゃないと、劇中に何度もかかる曲が楽しめないし。そもそも、なぜ主人公はあそこまで民生に傾倒しているのかも理解できない』『あかりが何を考えているのかわからないまま終わった』『そもそも今年37歳になる妻夫木が“ボーイ”って違和感』と不評を買っています。Twitterなどには、『劇場が空席祭り』といった報告が上がり、映画ファンからは、『東宝はなぜ、サブカル作品をこの規模で公開しようと思ったんだ』といった痛烈な批判も出るなど、なんとも物悲しいスタートとなってしまいましたね」(同)
また、「妻夫木と水原のキスシーンばかりで気持ち悪くなった」といった苦情も出ていたが……。
「それ以上に多かったのが、水原の演技力に関する不満の声です。かねてから“大根女優”と批判を浴びている水原ですが、今回も『ドン引きするほど演技がひどかった』『いくら妻夫木やほかのキャストが頑張っても、水原の演技で何もかも台無し』などと大ブーイングを浴びています」(同)
評判を聞く限り、水原の演技は作品自体を狂わせているようだが、今後、客足が少しでも伸びるよう祈りたい。