『過保護のカホコ』竹内涼真に胸キュン視聴者も、「さすがに無理」とツッコんだ“超展開”
9月6日午後10時から、『過保護のカホコ』(日本テレビ系)第9話が放送される。視聴率は、初回から10~12%台で推移し、第8話も11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好調を維持している。
同ドラマは、何から何まで親に頼りきりで生きてきた史上最強の箱入り娘・カホコ(高畑充希)が、自分の力によって家族の問題を続々と解決していく“痛快ホームドラマ”。
初(竹内涼真)と破局したカホコは、第8話で重い心臓病を患っている祖母・初代(三田佳子)のために、ひ孫を作ろうと婚活を始める。そんな中、叔母・教子(濱田マリ)が家に連れ帰ってきた迷子の男の子(横山歩)を警察に連れて行くのに付き添そうことに。そこで、その男の子が初と同じ養護施設から逃げ出してきたことがわかる。
カホコが養護施設に掛け合ったことによって、初は絶縁状態だった母親からの手紙を受け取り、再び母と会うことに。帰り道で初は、母親が家を出ていった日に作り置きされていた“トラウマの料理”おにぎりをむさぼり、カホコの胸の中で「もう別れるなんて言わないでくれよカホコー!」と大泣き。こうして復縁を果たした2人は、そのままカホコの両親のもとへ行き、結婚の許しを請うのだった。
「クールな初の子どものような号泣シーンはかなりのギャップがあり、女性視聴者は完全にハートを撃ち抜かれていたようです。しかし、バイトをしながら画家を目指すが、カホコに大変な思いはさせないと両親に結婚の許しを請うシーンで、視聴者は急に現実モードへ。『いや、それはさすがに無理』『会社員でも公務員でも別に稼ぐ方法見つけて、副業的に画家を目指す、とかでないと結婚は難しい』『初くん好きだけど、画家は無理です』と、総ツッコミを食らっていました」(芸能ライター)
カホコの母・泉(黒木瞳)も「本気で結婚に反対する」と強い口調で迫り、視聴者からは「初めてこの母親と意見が合った」「今回ばかりはママが正論」「これに関してはママに同意します」といった声が上がっている。
第9話でカホコと初は、親戚たちに、結婚したいという思いを伝えることに。しかし、初代の病気は自分の行いのせいだと泣く祖父・福士(西岡德馬)、離婚することにしたといじける叔母・環(中島ひろ子)、娘のイト(久保田紗友)を勘当したと言う叔母・節(西尾まり)と、みんな自分たちのことで精一杯で、とてもカホコたちを応援する状況ではない。
そんな中、病院で昏睡状態から目覚めた初代は、泉とカホコに「家に帰りたい」と懇願。久しぶりに我が家に帰ると、泉、環、節の三姉妹とカホコに最後のお別れをする。
「初代の死を予感させる予告には『予告だけで涙腺崩壊した』『来週大泣きするわ』『ああ、来週つらすぎるけど超見たい……』といった声が。しかし、脚本は最終回にもとんでもない展開を繰り広げることで有名な遊川和彦だけに、最後まで気が抜けません」(同)
果たして『過保護のカホコ』はどのようなラストに行き着くのだろうか。期待が高まる。