実写化王子の面目丸つぶれ

劇場版『ジョジョ』2週目で圏外落ち! 敗因は「山崎賢人の賞味期限が早すぎた」

2017/08/15 17:56
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『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公式サイトより

 山崎賢人主演の劇場版『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』が、公開2週目にして、早くも“圏外落ち”したことがわかった。8月14日発表の全国週末興行成績(興行通信社調べ)によると、『ジョジョ』はトップ10に入っておらず、初週が5位スタートだったこともあり、ネット上では「やっぱり大爆死作」と苦笑されているという。

 「実写化不可能」といわれた漫画作品だけに、制作発表当初から波乱含みだった『ジョジョ』。 公開直後には、原作ファンを中心に「シナリオや演出がひどい」「原作改悪し放題」との批判が噴出していた。

「その影響からか、全国323館という大規模公開であるにもかかわらず、初登場5位、公開2週目には圏外という散々な結果に。第二章以降に関しては、興収や反響を見て……となっていますが、このスタートでは続編制作は厳しいと言わざるを得ないでしょう。主演の山崎は、一時期『最も映画館に客を呼べる俳優』とされたものですが、彼の旬が過ぎ去ったのも敗因の1つかもしれませんね」(芸能プロ関係者)

 作品の公開が発表された昨年時点では、山崎は“今旬俳優”だった。ところが……。

「山崎が出演した2015年の映画『ヒロイン失格』と『orange‐オレンジ‐』は、『主演の桐谷美玲、土屋太鳳ではなく、山崎のおかげでヒットした』と、業界内で評されていたものです。また、演技やルックスが“主張しすぎない”“クセがない”ことから、漫画原作の実写化では鉄板の俳優へと急成長しました。ところが、あまりの露出ぶりが裏目に出てしまったようで、近頃では出演作が発表されるたびに『また山崎賢人か』『そろそろ飽きてきた』などとバッシングされることに。結果的に『ジョジョ』公開時期は、最悪のタイミングだったということでしょう。“実写化王子”の面目丸つぶれですね」(同)


 こうして、大作映画にあるまじき“2週目圏外”を喫してしまった『ジョジョ』。原作ファン、山崎ファンからそっぽを向かれてしまったことに、制作サイドもさぞ落胆していることだろう。

最終更新:2017/08/15 17:57
ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない第一章ビジュアルブック (愛蔵版コミックス)
メインビジュアルがギャグだった……