サイゾーウーマンカルチャーインタビュー東京新聞・望月記者が語る政権の裏側 カルチャー 東京新聞社会部記者・望月衣塑子さんインタビュー(前編) 東京新聞・望月衣塑子記者が語る、安倍政権の裏側――記者がスパイのように…… 2017/07/12 15:00 政治インタビュー安倍晋三 今、政治がどうなっているのか知ること ――おかしなところが多い今の政権に対して、国民はただ見守ることしかできないのでしょうか? 望月 まずは知ることです。今、政治がどうなっているのか知ることで、選挙の際の一票につなげてください。支持率の低下は、政権にとって大打撃なんです。加計疑惑の中身をきっちりと知れば、今の政権がなんでもありのおかしな政権になりつつあるのではないか、という疑念が解消されるか、逆に疑念が深まるかということが、少しずつ見えてくると思うんです。人事権を握られた現在、霞が関の官僚はひたすら忖度に動いてしまい、「総理が言っているんだから」で済まされ、本来は司司であるべき官僚の姿勢さえもゆがみかねないという、政治の現状を理解することができてくると思います。官僚側に立てば、反対意見を述べて自分たちが左遷されるのが一番怖いということなのでしょう。 かつて、小泉政権下で打ち出した教育政策が、当時文科省の一課長だった前川氏の考える教育理念・政策の在り方に合わないと、ご本人がブログを書いて反論していたことがあったようですが、小泉改革の中でも、彼が左遷されることはありませんでした。今は、そういうことがあるとすぐに、課長は飛ばされてしまいます。ものを言えない空気が霞が関官僚の中に漂っていて、官僚の間に不満もたまっていると思います。 (姫野ケイ) (後編へつづく) 前のページ1234 最終更新:2017/07/13 17:36 Amazon 武器輸出と日本企業 (角川新書) 言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…… 関連記事 安倍内閣が検閲に乗り出した、「VERY」の “賢妻”路線への内閣の関心と動向現役2世議員に覚せい剤使用のウワサ! 国会議員は「不逮捕特権」で逮捕されない!?国会中継は知名度を上げるチャンス!? 議員が有名になりたがるワケ平愛梨、“不審”の弟・平慶翔で芸能界に暗雲……? 政治家と芸能人の意外な関係「政治に参加すると得をする」塩村都議に聞く、フリーランスや非正規の女性が働きやすくなるためには? 次の記事 “ジャニーさん濃縮エキス”が頂点に! テレ朝『KINGステーション』で舞う水着Jr.たち >