サイゾーウーマン美容・健康「資生堂パーフェクトホイップ」の問題点 美容・健康 [大検証]本当はヤバイ洗顔料・クレンジング 高評価◎「資生堂パーフェクトホイップ」、刺激性成分の影響は?【本当はヤバイ洗顔料】 2017/06/18 19:00 本当はヤバイ洗顔料・クレンジング ――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証! ■コスパ、泡立ち◎も肌刺激要因配合でマイナス 【商品名】FT資生堂 専科 パーフェクトホイップn 【PRコピー】 毛穴の奥深くの汚れまですっきり落とします/しっとりなめらかな素肌に洗い上げます 総合評価(A~D):C(かずのすけ氏)B(安藤氏) ◎全成分 水、ステアリン酸、PEG-8、ミリスチン酸、水酸化K、グリセリン、ラウリン酸、エタノール、BG、ステアリン酸グリセリル(SE)、ポリクオタニウム-7、ヒアルロン酸Na、セリシン、アセチルヒアルロン酸Na、加水分解シルク、EDTA-2Na、ピロ亜硫酸Na、クエン酸、ソルビン酸K、安息香酸Na、香料 <かずのすけ氏の成分解析評価> 「ステアリン酸、ミリスチン酸、水酸化K、ラウリン酸」は、まとめて「石けん」を意味しています。一般的なカリ石鹸を主体にしたペースト石けんで、基本的な洗浄作用などは石けんそのものです。 弱アルカリ性で高めの脱脂力があり、刺激の要素になることから配合されないことの多い「ラウリン酸」がそのまま添加されていること、さらに低刺激化のための両性イオン界面活性剤等の配合もないため、敏感肌には刺激になる要素が見られます。 PEG-8は粘度を上げる保湿剤で、泡立ちを向上させています。もちもちの弾力のある泡が出来上がります。ヒアルロン酸等保湿成分も多く見られますが、石けんそのものの洗浄作用の方が上回るため、しっとり感よりはさっぱりした使用感になると予想できます。 <安藤氏の使用感レビュー> ・汚れ落ち:★★★★︎☆ 洗浄力は強めで、皮脂のベタつきをスッと落としてくれました。しかし、毛穴に詰まった汚れまでは取れませんでした。 ・ 保湿力:★★★☆☆ ※安藤実和子監修の元、アンチエイジング神様チームで試験しました。 普通肌で試したところ、洗顔後の肌はもっちりしていました。しかし、時間がたつと頬のあたりにつっぱりを感じたので、乾燥肌の方には保湿力が物足りないでしょう。 次のページ 他洗顔料ではなかなか得られない、泡の持続性 123次のページ Amazon 専科 パーフェクトホイップ 120g 関連記事 汚れ落ち・保湿力は×、使い方要注意な「ソフティモ メイク落としシート」【本当はヤバイクレンジング】ビオレの定番クレンジング3種、成分◎もあればメイク落とし×も!?【本当はヤバイクレンジング】定番のビオレ洗顔料、汚れ落ちもコスパも◎だが構成に多々問題【本当はヤバイ洗顔料】石けんよりはマシ程度、保湿やキメは整わず「ダブ洗顔料&泡洗顔」【本当はヤバイ洗顔料】毛穴汚れは落ちず、泡は5秒で消える虚しさ……分解酵素配合の「suisai」【本当はヤバイ洗顔料】