「事故さえ起こさなければお金が入ってくる」、日本の保育業界はそれでいいの?
新園「衾の森こども園」が東急東横線・都立大学駅からすぐの場所にオープンしました。閉園した保育園の跡地なのですが、めちゃめちゃ気の流れがいいです。もちろん自分のシックスセンスでGOだったのですが、一応確認のために、エスパー小林という霊能者に確認してもらいました。だって、失敗したくないですからね。
閉園した保育園からは、結局4人しか残りませんでした。しかもその中の2人は、駒沢の森こども園に申込んでいた方で、0歳児の間(駒沢の森こども園は満1歳からのお預かりしかやっていません)、閉園した保育園に通っていた園児でした。なので、ほとんど全員が新規で申込をされた人たちです。4月・5月・6月・7月に入園時期が分かれていて、7月に定員がいっぱいになるよう組んでいます。
その間に、スタッフ全員をプロフェッショナルに仕上げる予定ですが、私の基準だといまは2人しかレベルに達していなくて、今日現在お預かりしている子どもの人数では問題がないのですが、7月の25人となるとダメかな。園長補佐と私とでダメ出しをして、育てるしかないのかもしれませんね。
駒沢の森こども園も最初はダメでしたが、スタッフのやる気と若さで乗り切った感じでした。当時の園長がクズで(これがきっかけで園長制度を廃止)、自分がラクなように保育をしたり、金をちょろまかしたりして、裏切られたことが私にとって大きなバネになり、経営だけでなく、保育も全部確認していかないといけないことを実感しました。園長に丸投げをしていたことに大反省です。
毎日毎日をやり過ごせばお金がもらえるので、事故なくただ預かればいいと思っている人が保育業界には多く、自分がその子の現在、未来をよりよくしようと思う志の高い人は、残念ながら一握りです。一握りの人に私が出会えなければ、私の思う保育園にはなりません。いまのところ、スタッフ全員ではありませんが、駒沢の森こども園、衾の森こども園で何人か出会えたので(諸事情により退職された方も含む)、順調なのだと思います。