"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第359回】

井上真央の直撃取材コメントから読み取る、嵐・松本潤と現在の関係性

2017/04/04 21:00
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「女性自身」4月18日号(光文社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 原発事故当時、4歳だった男児が昨年前半に甲状腺がんだったことが判明、しかしこれが隠蔽されていたことが判明した。チェルノブイリでは5歳以下の子どもにがんが多発した一方、日本では5歳以下の患者がほとんどいなかったことで、事故との因果関係が否定されてきた。しかしチェルノブイリでは “事故当時5歳以下”だった子どもが、時を経て発症しているのだ。今回もそのケースであり、チェルノブイリの例を見るならば、それは今後多発することになる。だが現在でも、その因果関係を国も東電も、県の検討委員も決して認めようとはしない。

第359回(3/31~4/4発売号より)
1位「井上真央 『“結婚引退”はありません』交際12年彼を信じて待つ春」(「女性自身」4月18日号)
2位「木村拓哉 深夜3時のSMAP熱唱感涙の一部始終」(「女性セブン」4月13日号)
参照「中居正広 彼女のためならトイプードル」(「女性セブン」4月13日号)
3位「高島礼子 元夫『無人エステ』開店の胸騒ぎ」(「女性自身」4月18日号)

 かなり興味深い直撃インタビューが「女性自身」に掲載された。それが井上真央への直撃だ。

 井上といえば、真っ先に思い浮かぶのが昨年末に「週刊文春」(文芸春秋)が報じた嵐・松本潤の“二股浮気”疑惑。それまで“結婚間近”と散々いわれてきた井上と松潤だが、これで一気にその先行きが混沌としてしまった。この間、井上は芸能活動をほとんど行っていなかったこともあり、コメントもなかったが、なぜか「自身」の直撃に“まともに”答えたのだ。それはまさに出血大サービスと言えるくらいに。


 しかも、その内容は意味深だ。まず「自身」の直撃を受けた井上は、「他の週刊誌さんかと」と苦笑したらしい。もちろん「他の週刊誌」とは「文春」のことだろう。さらに、松潤との結婚、そして芸能界引退を完全否定、また二股報道は「みなさんの妄想が激しい」とかわす。だが中でも興味深いのが、松潤との結婚について聞かれた際の答えだ。

「お答えしたい部分もあるのですが」

坂口健太郎ムック「坂道」 (集英社ムック)