サイ女の朝ドラ通信

『べっぴんさん』キアリス唯一の独身・明美、「家建てるわ」の決め台詞が視聴者から大反響

2017/03/24 14:30
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『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■3月22日(水)/142話~3月24日(金)/144話
 142話では、前話でキアリスからの引退を決めたすみれ、君枝(土村芳)、明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、そしてキアリス社長ですみれの夫・紀夫(永山絢斗)が、これまでの道のりを振り返る姿が描かれた。過去のシーンが折り込まれた感慨深いシーンの数々に、視聴者からは「なんか泣けてくる」「しみじみしちゃう」と感動の声が。しかし、一方で、まるで最終回のようなまとめ方に「あれ、今日最終回かな?」「総集編やっちゃったけど、この後なに放送するんだろ」という声も続出した。

 143話では、15歳の時からキアリスで働いている足立(中島広稀)が社長を引き継ぎ、すみれたちがついにキアリスを引退。それを聞いたエイスの元社長・栄輔(松下優也)は、独身を貫いてきた明美に「ダメになったらやめていいから、一緒に暮らしてみないか」と提案する。すると明美は、「それやったら家建てるわ」と提案を快諾するのだった。今までキアリス創設者唯一の独身として、飾らない言動で視聴者からも人気を集めてきた明美の新たな門出に、ネット上では祝福の言葉が続出。「家を建てようって言っちゃう明美さん、最高に男前!」「栄輔と明美さんの2人が大好き」「明美ちゃん幸せになってくれ!」と大きな話題となり、放送直後には、「明美さん」がTwitterのトレンドワード1位にランクインした。

 144話では、すみれたちが28年前、キアリスの看板代わりに作ったワンピースをプレゼントした少女・美幸(星野真里)が、母親となって登場。美幸の頼みで、美幸の娘・小雪(岸田結光)のために、28年前に作ったワンピースを仕立て直すのだった。


 すみれたちの引退という節目が描かれ、第二の人生へと足を踏み入れたキアリス創設者たち。ここからどんな姿を見せてくれるのか、楽しみにしていよう。

最終更新:2017/03/24 14:30
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やっぱり金はいろいろなことを救うな~