[ジャニーズツッコミ道場]

ジャニーズ好き目線で、ハロプロ番組『The Girls Live』や過去番組を見て気づいたこと

2017/03/24 18:20

 つばきファクトリーのデビュー曲のカップリング「Just Try!」では、「知らぬが仏」などと古めかしい言葉を使ったかと思えば、「他人(ひと)のことが気になる 他人(ひと)のことは楽しい」と日常のチマチマしたことを歌った挙げ句、「人間とは如何なる者か」と、急に大きな話を始める。これは久しぶりのつんく作詞のようだが、唐突に大きな視点で語るのは、ジャニーズにも共通している。Hey!Say!JUMPの「ありがとう~世界のどこにいても~」では、ひたすらいろんな国の言葉で「ありがとう」と言っている中で、急に「So僕らはニンゲン 人生」「地球をつつみだす」と飛躍する。

 JUMPの「OVER」で「疲れてんだよOver」などと、かったるそうに言いつつ、「家族、担任 おざなりOver」と、とてつもなく幼稚な言葉をキメ顔+キレキレダンスで歌い上げるのもちょっと似ている。

◎「和風」を唐突に入れるのも似てる!
 例えば、モーニング娘。’15の「青春小僧が泣いている」では「いろんな奴がいる」「いろんな道がある」などと普通のことを言った直後に、唐突に「色は匂へど 散りぬるを 我が世誰ぞ 常ならむ」と歌う。しかも、和風の曲なのにギラギラ衣装。こぶしファクトリー の「ドスコイ!ケンキョにダイタン」に何度か出て来る「人生は諸行無常」 や、同じくこぶしの「急がば回れ」なども、和の世界が大好きなジャニーズと共通している。

◎フォーメーションダンスが似てる!
 ハロプロはパフォーマンス重視であるだけに、歌もダンスもスキルが高く、生歌率の高さはジャニーズの比ではない。

 しかし、ダンスは、AKB48系やEXILE系が基本的にその場で手足を動かすスタイルであるのに対し、「フォーメーションダンス」に力を入れている点が、ハロプロではモーニング娘。、ジャニーズではHey!Say!JUMPで共通している。


 “歌うま担当”の小田さくらが左右をかき分けながら、真ん中にズイッと出てきて歌うパートがあるが、JUMPならそこはさしずめ山田涼介か。強い目ヂカラとキレキレのダンスで「恨むな~か~れ~愛した~まえ~」(「BRAND NEW MORNING」)と歌いながら真ん中に進み出る山田の姿は容易に想像できるし、「しんじだいのまっくっあっけっ」(同)と9人が歌い、その周りをJr.のちびっ子たちが旗を振りながら踊る様子も浮かぶ。

◎不思議な演出が似てる!
 カントリー・ガールズの「Good Boy Bad Girl」で左右に分かれて向き合い、芝居のような掛け合いをするのは、ジャニーさんお気に入りのミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』のよう。途中、唐突に誰かがマイケル・ジャクソン風衣装+ムーンウォークで出てきても不思議ではない(※ジャニーズの1つの定番)。

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