とにかく役者が似てない!

炎上中のブリトニーの非公認伝記映画に、本人も嫌み交じりの半裸ショット披露!

2017/02/22 18:34

 ブリトニーのアイドル全盛期や精神崩壊をリアルタイムで見ていない若い世代からは好意的な声もあったが、ファンはひどい内容だと激怒し、大炎上となった。

 怒りの理由だが、キャスティングへの不満が最も多く、「そもそも、なんでブリトニーに似ていない女優を選んだの?」「アクセントが最悪」「誰でもいいから白人を選んだの?」などと、不満たらたら。また、授賞式やイベントなどでブリトニーが着用していた衣装が違う点も、ファンにとっては許せないポイントだったよう。

 例えば、01年の『アメリカン・ミュージック・アワード』でジャスティンとブリトニーが着用していた「全身デニムのペアルック」は今なお語り継がれている衣装だが、その有名なデニムドレスが『Britney Ever After』ではデニムパンツスーツになっており、デザインもめちゃくちゃ。ほかにも、予算が少なかったのか「ちょっとだけ似ている」「色だけ合っている」ようなチープな衣装ばかりで、「勘弁して」「耐えられない」というツイートが次々と投稿された。


 精神崩壊をしてなお第一線に復活したブリトニーには、セレブのファンも多い。そんなセレブたちも『Britney Ever After』に苦言を呈さずにいられなかったよう。ドラマ『バフィー 〜恋する十字架〜』でおなじみのサラ・ミシェル・ゲラーは、「誰がこれを見て喜ぶの? ひどすぎる」。シンガーソングライターのダレン・ヘイズは、「この作品は最悪。会話の台詞は全て(ひどい)即興かと思うほど」などなど、酷評しまくっている。

 そんな中、制作発表当初から代理人を通して「この伝記映画と自分は無関係。協力もしなければ、成功を祈ってもいない」と痛烈な声明を発表していたブリトニーは、インスタグラムにトップレスの写真を投稿。腕で胸を隠し、口は半開きというブリトニーの得意のポーズだが、ファンは「『Britney Ever After』に対するもの」だと推測。「あまりのひどさに呆れ果て、バカにしたくなったのだろう」「皮肉を込めて“丸裸にされちゃった気分〜”と言いたいのだろう」と、話題になっている。

 「最初の4分で、これまで自分が見た中で、最もひどい作品だとわかった」「パロディポルノの方がマシ。伝記映画なんてカテゴリーに入れるな」「麻酔なしで親知らず抜くくらいひどい」「ドナルド・トランプの大統領就任以上に最悪なことなんて、今年は起こらないと思ってたのに」などと叩かれ、鎮火する気配が見えない『Britney Ever After』炎上騒動。

 Lifetime局が「大炎上するほど話題になった」と喜んでいるのは確実であり、今後も、非公認の伝記映画/舞台裏映画を作り続けるものと見られている。次の生け贄は一体誰になるのか? マライア・キャリーやマドンナなどの超大物ディーヴァも、ターゲットになり得るのか? 非常に気になるところである。


最終更新:2017/02/22 18:34
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J・ティンバーレイク役の似てなさ、すごかった!