話題の「守護霊インタビュー」本とは?

清水富美加「バカ弟子」、星野源「ありゃりゃりゃ」……幸福の科学“守護霊”の語る言葉

2017/02/25 10:00
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『女優・清水富美加の可能性 ~守護霊インタビュー~』(幸福の科学出版)

 先日、『全部、言っちゃうね。 ~本名・清水富美加、今日、出家しまする。~』(幸福の科学出版)を法名の千眼美子名義で刊行した女優・清水富美加。それに先駆け、彼女にまつわる、ある本が2月3日に出版されている。それが『女優・清水富美加の可能性 ~守護霊インタビュー~』(同)というものだ。

「これは彼女の守護霊を、大川隆法総裁が自らの体に降霊させて、内なる声を話した内容をまとめたもの。ただし、ここでいう『守護霊』とは先祖の霊などではなく、地上に生きている人の『潜在意識』であり、生きている人の本心そのものと、教団のホームページでは説明されています」(芸能ライター)

 この本では、彼女の幸福の科学への信仰心をにじませる発言が見て取れる。もちろん、これは清水本人にインタビューしたものではなく、あくまでもその“守護霊”が語ったものであるが、それら言葉のインパクトは大きい。

「いずれ、『幸福の科学』の哲学を演技で表現できるような、そんな立派な女優になりたい」
「(昨年出版された自身初のフォトエッセイ『ふみかふみ』を手にして)先生ごめんなさい、こんな本でごめん。こんなバカ弟子ですいません」
「次の映画(大川総裁が製作総指揮した映画『君のまなざし』)も楽しみにしてます」

 ほかにも、「千手観音の役割を担う」「ふみカスをこえて、発言力を持てるようになりたい」といった趣旨の声もつづられている。


◎星野源「ありゃりゃりゃりゃりゃ」と降霊
 この類いのインタビュー本は、「公開霊言(れいげん)」シリーズとして同出版社から数多く出され、各界の著名人の守護霊が、自分の素顔や考えを述べている。例えば、昨年大ブレークしたミュージシャンで俳優の星野源の守護霊インタビュー本は『俳優・星野源 守護霊メッセージ「君は、35歳童貞男を演じられるか。」』。

 そこで彼の守護霊は、「(TBS系『逃げるは恥だが役に立つ』の)エンディングで披露されている『恋ダンス』」についてインタビュアーに聞かれるも、「歌ね。ああ、恋ダンスね」とそっけない。ちなみにインタビューが行われたのは昨年の12月中旬、まさにドラマが話題沸騰中の頃だ。そして、「人気の秘訣は」という問いに、「カッコイイより“かわゆい”という感じで攻めてる」と自らを演出していることを明かし、共演者の新垣結衣に対しては、彼女の写真集をその場で見ながら「いいんだよなあ。きれいだなあ」と素直に答え、「雇用主にしていただけてありがたい」と、ドラマの役柄のことであるにもかかわらず感謝を述べていたりする。

『女優・清水富美加の可能性』