4%台に慣れてしまった……

小雪『大貧乏』2週連続4%台の悲劇! 今「最も視聴率が取れない枠」フジ日9の断末魔?

2017/01/24 17:11
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『大貧乏』(フジテレビ系)公式サイトより

 小雪が主演するフジテレビ系連続ドラマ『大貧乏』(日曜午後9時~)が早くも大ピンチに陥った。同ドラマの第3話が1月22日に放送され、視聴率は4.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。第2話の4.4%から、わずかながらアップしたものの、2週連続の大爆死で、“非常ベル”が鳴り響くことになったのだ。

 民放プライム帯の連ドラで、打ち切りラインといわれる禁断の“5%割れ”が2週続いたのは、昨年7月期のフジ同枠ドラマ『HOPE~期待度ゼロの新入社員~』(Hey!Say!JUMP・中島裕翔主演)の第7話(4.8%)、第8話(4.9%)以来。ただ、同ドラマは終盤で失速しており、序盤から5%割れを連発したのは、同4月期の同枠『OUR HOUSE』(芦田愛菜&シャーロット・ケイト・フォックス主演)以来の惨事となった。

 もともとネット上で、「とうの昔にオワコン」「主役の器ではない」などといわれていた小雪が主演という時点で、『大貧乏』への世間の期待値は限りなく低かった。そのうえ、裏のTBS「日曜劇場」は、木村拓哉のソロ転身後初主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』を放送とあって、放送前から、苦戦が予想されていた。

 その『A LIFE』は20%超えも期待されていたが、初回14.2%、第2話14.7%と、思いのほか伸び悩んでいる。同ドラマが今後落ち込むようなことがあれば、『大貧乏』にも挽回のチャンスが訪れる可能性もあるが、そううまくはいきそうにないようだ。

「『大貧乏』初回は、まだ『A LIFE』が始まっていないとあって、興味本位で見た人も多く、7.7%を獲得。しかし、早々に視聴をリタイアした人も少なくなったようです。第3話では、脚本や演出がある程度是正され、『面白くなってきた』といった意見も出てきてはいますが、時すでに遅し。今後、仮に『A LIFE』の視聴率が下がったとしても、その分は、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』など、フジ以外の番組に流れていくと思われます。初回を見て脱落した視聴者が戻ってくる可能性は低いでしょう。今、フジ日9は最も数字が取れないドラマ枠といわれ、低迷が続けば、枠自体もなくなりかねません」(テレビ関係者)


 『大貧乏』の第4話も爆死となれば、フジも本格的に“打ち切り”へ向け、舵を切ることになるかもしれない。
(田中七男)

最終更新:2017/01/24 17:11
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こんなふうに書かれちゃあ、誰もフジドラマの主演なんてやりたくないよね