マツコ、SMAPに振り回されていた!? 頓挫してしまった「木村拓哉のサプライズ企画」とは?
昨年12月31日をもって、その長い歴史に幕を下ろしたSMAP。同日に放送された『NHK紅白歌合戦』への出場を期待する業界関係者は多かったが、結局メンバーは出演を辞退。その結果、「内部で計画されていた“木村拓哉のサプライズ企画”も実現しなかった」(テレビ局関係者)という。
今回の『紅白』には、SMAPと親交の深いタモリ、そしてマツコ・デラックスが特別ゲストという形で登場した。
「NHKは、SMAPの『紅白』出演を取り付けるため、必死でオファーをしていたとされ、タモリをキャスティングしたのも、彼らを引っ張り出すためだったといわれていました。しかし実際には、交渉や調整を行っていたのは、NHKではなくタモリの所属事務所・田辺エージェンシーだったんだとか。タモリも71歳という高齢になり、最近では“芸能界引退”も検討しているそうで、自身の後継者として、MC術に長ける中居正広を指名しているといいます。そこでSMAP解散日の『紅白』を、中居へのバトンタッチの場にしたい……とまで考え、自らメンバーに出演アプローチをしていたそうです」(同)
また、タモリと一緒に『紅白』で“寸劇”を披露したマツコも、“木村の出演ありき”のオファーだったという。
「木村は、ソロ転身をきっかけに、今年からバラエティ進出が予定されています。一連の解散騒動で好感度がダウンしているだけに、ジャニーズ事務所は、木村を“親しみやすいキャラ”で売り出していくようです。そこで今後、実は高校の同級生であるマツコとの共演を増やしたいと考え、まずは『紅白』で対面……といったサプライズプランが用意されていた。しかし、結局SMAPが出場を拒んだので、計画は頓挫。そのままタモリとマツコだけが出演するということになりました」(同)
そういった背景があり、タモリとマツコの出演シーンは、「結果的にグダグダな展開になってしまった」(同)という。
「SMAPが出演しないということで、2人は『紅白』の進行とは別枠扱いで登場したのですが、少々投げやりな感じになっていたようです。SMAPと仲のいいタモリはまだしも、マツコはただただSMAPに振り回された結果となったわけですからね……」(同)
マツコは、木村とバラエティ共演する前に、とんだとばっちりを受けてしまったようだ。