草なぎ剛「結婚」報道のウラに木村拓哉!? 「女性セブン」の露骨な癒着記事
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
朴槿恵大統領の親友による国政介入事件で揺れる韓国だが、今度は巨大財閥
・サムスン副会長に贈賄容疑での逮捕状が出たという。日本では“韓国経済を直撃する”などと、これを疑問視するような報道もあるが、しかし巨悪を炙り出そうとする姿勢があるだけ、どこかの国に比べてマシだと思う。
第348回(1/13~17発売号より)
1位「草なぎ剛 結婚報告! あの日のトラウマを越えて」(「女性セブン」1月26日号)
2位「陣内智則 両家温泉旅行で『結婚宣言』!」(「女性自身」1月31日号)
3位「蛭子能収のゆるゆる人生相談122」(「女性自身」1月31日号)
先週に引き続き、露骨なSMAP関連記事をトップで報じているのが「女性セブン」だ。
草なぎ剛が結婚報告。でも誰に? これまた読んでも全然わからない。
そもそも、今回の記事は昨年6月に同誌が報じた草なぎの“同棲恋人”の焼き直しだ。昨年6月に、草なぎと30代の一般女性がジンギスカンデートをして、その後草なぎの自宅に帰ったというものだが、今回の記事もその内容をあらためて紹介、その際に撮った2人の写真を再録している(しかもツーショットではない)。
最近のデートの目撃談も写真もない。ただ草なぎが女性に、“ずっと一緒にいよう”とプロポーズ(?)して、女性が「イエス」と答えたという、音楽関係者の匿名コメントがあるだけだ。確かに、草なぎと結婚といえば元日の「スポーツニッポン」が“結婚準備”と報じ、また主演ドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系)の宣伝のために出たであろう「週刊朝日」(朝日新聞出版)インタビューでも自身の結婚観を語っている。
だが「セブン」を読んでも、そのエピソードの乏しさゆえか、真実感がまったくないのだ。しかも記事はなぜか、木村拓哉の話題に。
なんでも、キムタクが工藤静香と結婚した際、その騒動を目の当たりにした草なぎは、SMAPでいる限り自身の結婚は到底無理だと思ったらしい。そして記事では草なぎの心境をこう“推測”している。
<解散後、一人のアーティストとして新たな道を歩み始めた草なぎは、自身が結婚を意識して、今初めて木村の苦悩が理解できたのかもしれない>