西内まりや、なぜ月9主演オファー受けた? “泥舟”フジ以上にジリ貧な芸能活動
1月期の連続ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)で、初の月9主演を飾ることとなった西内まりや。制作発表会見の場で、“留学を蹴ってオファーを受けた”ことを明かした西内に対し、ネット上で「自分も落ち目のくせに、フジのオファーを“受けてやった”という態度だよね」「留学を予定してたって本当なのかな? 都合のいい嘘なんじゃ……」などと指摘されている。
「昨年夏時点では、1月期の月9主演は竹野内豊でほぼ確定していました。共演には広瀬すず、土屋太鳳の名前が浮上していたものの、脚本が気に入らないと竹野内が蹴ってしまった。そのため、本来ではクランクインしなければならない12月まで主演が決まらないという異常事態が発生したんです」(テレビ局関係者)
そんなドタバタ劇の末、主演に決まった西内。会見で、「縁とタイミングがあると思い、やるしかないと覚悟を決めた」と話していたが、「わざわざ“留学の予定があったものの、フジの都合に合わせた”ことをオープンにしたのは、近年“泥舟”といわれるフジ月9の悪評に巻き込まれたくない、という思惑があったのかもしれない」(同)との指摘もある。しかし、暗雲が立ち込めているのは、なにも月9だけではないようだ。
「西内自身の芸能活動も、現在低迷している状態です。元々は所属事務所・ライジングプロダクションの“希望の星”でしたが、2014年に『日本レコード大賞』の最優秀新人賞受賞以降は、確実に伸び悩んでいます。昨年9月リリースの最新シングル『BELIEVE』は、初動で1万を切っているし、累計売上の推定も1万650枚とパッとしません。同年10月公開の主演映画『CUTIE HONEY TEARS』も、映画ランキングで初週からトップ10圏外でしたからね」(スポーツ紙記者)
また、民放プライム帯の連ドラ初主演作となった15年『ホテルコンシェルジュ』(TBS系)も、西内の低迷を印象付ける結果となった。
「当時、“新人チャレンジ枠”といわれていたTBS火曜午後10時枠に主演したところで、視聴率が伸び悩むのは明白。実際に、同ドラマの視聴率はオール1ケタに終わりました。芸能活動が思ったようにうまくいかず、西内サイドも焦って主演のオファーに飛びついたのかもしれませんが、業界内ではもう少し視聴率が見込めそうな作品を待つべきだったといわれています」(同)
業界の暗黙の了解として、「連ドラ主演作が2作続けてコケると次はない」といわれているだけに、月9が大爆死した場合、西内は連ドラ主演を“干される”可能性が高い。
「それでも西内サイドが、“月9主演”の肩書を優先させたかったのは、やはり現在の活動に行き詰まりを感じているからなのではないでしょうか。大爆死してもいいから、なんとか話題を作りたいという思いなのかもしれません。それに西内のプロダクションは、観月ありさの『25年連続ドラマ主演ギネス記録』など、肩書や記録を美徳として掲げる空気がありますからね」(同)
さらに昨年、西内は事務所に対して「ある提案」を行ったことで、物議を呼んだことも。
「若くして売れたタレントにはありがちな言い分ですが、ギャラを給料制ではなく、歩合にしろと言い出し、事務所関係者を困惑させたそうです。今回の月9は、視聴率的に大コケすることが目に見えているだけに、西内の伸びきった鼻を折るという意味合いでは、ちょうどいいのかもしれませんよ。数字はどうあれ、事務所としては結果オーライでしょう」(芸能プロ関係者)
さまざまな思惑の上で実現した西内の月9主演だが、果たして初回視聴率の行方は――?