サイゾーウーマン芸能元タレントが語る“芸能界と新宿二丁目” 芸能 緊急インタビュー 「ウリ専勤務のウワサがある紅白歌手」も……元タレントが暴露する、“芸能界と新宿二丁目” 2017/01/04 08:00 芸能ウラ情報 Photo by John M from Flickr LGBTの街として世界的に知られる東京・新宿二丁目。かつては世間からタブー視され、知る人ぞ知る街だったが、近頃では一般人が気軽に訪れるようになり、観光地化が進んでいるという。そんな同地は、芸能界とのつながりがさかんにウワサされている街でもあり、「●●は二丁目出身」などとささやかれる男性タレントも多く存在する。そこで、今回はかつて二丁目のゲイバーに勤務し、現在も出入りがある元男性タレント・X氏に、「芸能界と二丁目」について聞いた。 ――やはり二丁目は、芸能界との関係は深いのでしょうか? X氏(以下、X) そう思いますよ。ミッツ・マングローブさんやマツコ・デラックスさんのように、二丁目出身であることを隠さない人も増えました。グルメレポーター・Hさんや大物女優・Kさんも、お忍びではなく、堂々とお店に通っている。ジャニーズアイドルのIくん、カリスマモデルのMさんも、ちょいちょい飲みに来ているようですね。かつては、宇多田ヒカルさんや深田恭子さんも来ていたと聞きます。 ――実際に、芸能関係者がオーナーを務めているというケースはありますか? X 前田健さんが雇われママとして店に立っていたことはありましたが、オーナーというと……。かつては大物演歌歌手のMさん、芸能プロ社長・Kさんも経営に携わっているなんて話を聞きましたが、もうないでしょうね。たまたま芸能事務所をやっているゲイの方が、イタリアンレストランもオープンして、そこで可愛がっている男の子をアルバイトさせていたという話はあります。 ――“二丁目出身”とうわさされるタレントも多いですが、実際に、ゲイバーに勤務している、もしくは勤務していた現役タレントを知っていますか? X 最近売れてきたイケメン俳優・Oや、『紅白』出演アーティスト・Nも、かつてウリ専に勤務していたそうです。今でも“タレント志望”みたいな子は、大勢いるんでしょうね。 ――彼らは同性愛者なんでしょうか? X 8割以上がノンケだと思いますよ。芸能界を目指して地方から出てきた子は、とにかく食べていかなきゃならない。そういうとき、出勤は自由で寮完備、その日に高額が手に入るウリ専は打ってつけなんでしょう。それにネットやフリーペーパーに載っている「男性専用の高額求人」を漁れば、すぐにウリ専が出てくるので、ハードルも下がってきているのでは。元々ノンケだから、ウリ専にたまに女性客が来ると、「テンションが上がる」なんて語る子もいますよ(笑)。まぁ、仕事の少ない女性タレントが、キャバクラや風俗店にお忍び勤務するノリと変わらないと思います。 ――業界人も多数飲みに来るという二丁目だけに、事務所からのスカウト目的で勤務するということはあるんでしょうか? X そういう子も実際にいますが、残念ながら、そこから花咲くということは、もうなくなってしまいました。10代のうちに二丁目の水商売を知ってしまうと、周囲よりも使えるお金が増えて、また芸能界人脈を築くこともできてしまうためか、それで満足して腐っていく。「この街で働いていれば、いつかはチャンスがくる」と勘違いして、次第に事務所のオーディションも受けなくなって、気付いた時にはもう30手前……なんてヤツがいっぱいいますよ。 ――しかし、過去には芸能プロ社長オーナーの店があったり、実際にスカウトされてデビューしたといわれる大物もいましたよね。 X 二丁目が観光地化したことで、全てが変わってしまいました。以前の二丁目住民は、ヨソの人間が何かを探ってきても、絶対に本当のことは言わなかった。でも、今は外国人観光客ばかりになったし、飲みの延長で来るノンケの男性客も増えた。「芸能人って来ますか?」と聞かれた時、喜んで答える店員じゃないと、もうやっていけないんですよ。だから、芸能人客も昔はもっといたのに、めっきり減ってしまいました。 ――では反対に、タレントが身分を隠して、高額アルバイトとして二丁目勤務を続けるというパターンは? X それはあります。二丁目のお隣、歌舞伎町でこっそりホストをやっていたけれど、そこで落ちこぼれてしまい、二丁目に流れきた超有名アイドル事務所の男の子がいました。完全に“都落ち”ですよ。結局体を売ることでしか、稼ぐことができないわけですからね。 ――ファンに勤務がバレてしまって、パニックになるということは……。 X ないですね。彼らにもプライドがあるのか、“芸能界の自分”と“二丁目の自分”は、完全に切り離しているようです。でも結局、長く二丁目に勤務している人たちは、何よりも二丁目が楽しくなってしまうんですよ。かつては芸能界にあこがれていた男の子も、また現役の芸能人も、欲望と建前がごちゃまぜで混沌としている二丁目の魅力には抗えなくなる。自分も結局、二丁目の魅力に取り憑かれてしまったため、今でも完全に足を洗うことができないんです。 ――最後に、二丁目とクスリは近い関係にあると思いますか? X すごく近い、切っても切れない部分があります。セックス・ドラッグとして使うカップルも多いし、合法ハーブが流行した時には、みんなで情報交換していましたよ。自分は一切やりませんが、あの街で手に入れようと思えば、30分以内にゲットできるんじゃないですかね。 最終更新:2017/01/04 08:00 Amazon 新宿二丁目の文化人類学: ゲイ・コミュニティから都市をまなざす 二丁目の抗えない魅力ってなんだろう 関連記事 タレントを“ヌード”にさせる謎の業界人・脱がせ屋の実態……「次のターゲットは大原櫻子」タレントの“パチンコ営業”を仕掛ける業界人にインタビュー! 「次は板野友美を引っ張りたい」「板野友美のヤリ部屋」「住むと1年以内に死ぬ物件」怪情報を流す“タレコミ屋”の正体「芸能人宅の家政婦ってどんな仕事? お給料は?」楽しんごのお手伝いさんに聞いた!女だって女に癒やされたいときがある レズビアン風俗体験記 次の記事 SMAPネガティブ報道に事務所激怒 >