サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー『べっぴんさん』はおばちゃんキャラが人気? 芸能 サイ女の朝ドラ通信 『べっぴんさん』女中頭・喜代、君枝の姑・琴子……“おばちゃん”キャラが視聴者人気を博すワケ 2016/12/09 14:51 女優ドラマレビューべっぴんさん 『べっぴんさん』(NHK)公式サイトより ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします! 『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。 ■12月7日(水)/57話~12月9日(金)/59話 57話では、子育てに悩む良子(百田夏菜子)を見かね、すみれの家に相談にやって来る夫・勝二(田中要次)の様子が描かれた。そんな勝二に、坂東家の女中頭の喜代(宮田圭子)は、「何倍も手をかけてあげればいい」と語りかける。 一方ですみれは、キアリスの百貨店出店に頭を悩ませていた。目玉商品として、キアリスのマークを入れた弁当箱の販売を決めたものの、予想以上の数の出品を勝手に決められてしまったのだ。そんな中、君枝(土村芳)の家では、弁当箱が足りないことを立ち聞きした君枝の姑・琴子(いしのようこ)が、昔のツテから弁当箱を仕入れてくれることに。視聴者からは「べっぴんさんは年長者がいい味出すよな」「さらっと弁当箱300個を融通してみせる琴子さん、すごすぎる」「亀の甲より年の功。喜代さんも琴子さんもすごく素敵!」といった絶賛の声が上がり、『べっぴんさん』のおばさんキャラが人気を博しているようだ。 58話では、ついに百貨店にキアリスの商品が並んだ。初めはまったく売れずに思い悩むすみれたちだったが、手作りポスターの効果もあり、次第にお客さんが商品を手に取ってくれるようになる。 59話では、百貨店に出した商品が不足したため、商店街の店舗から補充をすることに。担当者から、「商品が足りなくてクレームが来てる」と苦情を言われたすみれには、視聴者から「お客さんのことを考えたり、学習してる感がない」「なくなる前に補充するのが当たり前」との苦言が出る一方で、「商品が少なくなった時点で、普通担当が連絡を入れるでしょ」「委託販売なんだから、商品を入れるかどうかは、キアリスの勝手じゃん」という同情の声も。今後、キアリスがどういったスタンスで商売をしていくのかにも、視聴者の関心が集中しているようだ。 59話の最後には、百貨店社長・大島(伊武雅刀)も登場し、次回から活躍しそうな気配も。大島は、“渋いおじさん”キャラとして人気が高いだけに、視聴者も期待に胸をふくらませていることだろう。 最終更新:2016/12/09 14:51 Amazon 連続テレビ小説 べっぴんさん Part1 (NHKドラマ・ガイド) おばちゃん視聴者のハートもわしづかみだね 関連記事 『べっぴんさん』やんちゃな息子を「叱らない」良子に賛否両論! “育児問題”も物語の要に『べっぴんさん』すみれたちの夫が「男会」結成! 視聴者が注目した「戦後の夫と妻の関係性」『べっぴんさん』明美、独身女性ゆえ仲間はずれに? 「許せない」と視聴者は怒り爆発!!『べっぴんさん』高良健吾演じる“狂犬の潔”に視聴者熱狂! 突然の「コメディ演出」は大成功?『べっぴんさん』すみれの夫・紀夫、ついに帰還も……「めんどうくさい男」と視聴者辟易!? 次の記事 経営者が見たキャバ嬢の本音 >