触れちゃいけないビッグマウスアイドル

元モー娘。久住小春、事務所退所の裏側――スタッフ、OGにとっては「面倒くさい女」?

2016/12/01 19:00
kusumikoharu
久住小春オフィシャルブログより

 元モーニング娘。の久住小春が11月30日をもって所属事務所ジェイピィールームとの契約を終了し、フリーに転身することが発表された。久住といえば、過去にラジオで放った“モー娘。は踏み台発言”が取り沙汰されたこともあり、芸能プロ関係者は「彼女は浮いた存在だった」と証言する。

「ジェイピィールームはハロー!プロジェクトのタレントが多く所属するアップフロントプロモーション系列で、同29日に公式サイトで『久住小春に関するご報告』と題し、『この度、弊社との契約更新に伴い、本人からの申し出を受け、話し合いの結果、平成28年11月30日をもちまして、弊社との契約が終了となりましたことをご報告させていただきます』と、発表。久住は今後、フリーとして活動を続けていくそうです」(芸能記者)

 久住は2005年にモー娘。のオーディションに合格し、グループ在籍中には、アニメ『きらりん☆レボリューション』(テレビ東京)の声優を担当するなど人気を博したが、09年12月をもってモー娘。およびハロプロから卒業。その後、11年に「CanCam」(小学館)でモデルデビューを果たした。

「このような卒業後の活動に関し、久住は13年1月に出演したMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』内で、『(モー娘。を)辞めて成功しました!』と発言。さらに、『(モデルをやって)女性から支持を受けたかったんですよ。アイドルだと男の人に媚びてるみたいな』という本音を明かし、『芸能界に入りたくて、モーニング娘。に入った』『(モー娘。は)ステップアップ』と、モー娘。を踏み台にしていたこともぶっちゃけたんです。このコメントには、ネット上で『性悪女』『メンバーにもファンにも失礼すぎる』『実績もないのにビッグマウス』などと、批判が相次ぎました」(同)

 そんな久住は、業界内でもいわくつきの人物だったようだ。


「実際、本人に悪気があるわけではないものの、話が通じない“宇宙人タイプ”で、事務所内でも浮いていたそうです。久住はグループ卒業後の11年、OG仲間の中澤裕子や安倍なつみ、矢口真里らと共にドリームモーニング娘。を結成しましたが、実は周囲のメンバーは当初『久住だけは外してほしい』と、スタッフに訴えていたんだとか。OG勢は仲間意識が強いといわれていて、久住だけはその中になじんでいなかったようです」(芸能プロ関係者)

 また今回の退所は、特にスキャンダルや、久住自身が何らかのルール違反を犯したといったことはなかったようだ。

「本人がずっと辞めたがっていたんですよ。またスタッフも、『CanCam』モデルとしてブレークせず、話を聞こうとしない久住を面倒に思っていたそうで、退所を引き止めなかったとか。久住は事務所より、家族の言うことばかり聞いていて、モデルも突然『やりたい』と言い出すなど、事務所と足並みを揃えようとしなかった。そういった部分こそ、グループや事務所で浮いてしまう原因だったと思われます。彼女は、フリーの方が向いているかもしれません」(同)

 ただし今後の芸能活動に、事務所のバックアップは一切ない。久住に、“生き残り”のすべはあるのだろうか。

最終更新:2016/12/01 19:00
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