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HIVを告白してから25年、マジック・ジョンソンが「私は今もここにいる」

2016/11/09 19:20

「あなたの衝撃的な告白から25年過ぎましたが」
「あぁ、その通りだね」
「多くの人が、あなたの告白が、この病に対する認知度や同情を高めたと評価しているわけですが、25年目を迎え、どう思いますか?」
「光栄だと感じるね。多くの命を救えたわけだからね。でも、亡くなった命も多いんだよ。まだまだ先は長い。(略)(感染率は)下がっているけど、HIVやエイズとの闘いはまだまだ続くんだよ。感染予防教育を広めていかないといけないし。若者たちに、セックスをするときは予防しなければならないこと、HIVやエイズは消え去ったわけではないことを教えていかないと」

 そして「あれから25年後の今も自分はここにいる……いや、本当に信じられないね。今でもあの記者会見のことを、しっかり覚えている。みんなが、チームメイトが応援してくれて」「ファンも応援してくれて。きみたちも応援してくれてね」と、力強い口調で感謝の気持ちを述べた。

 リポーターは続けて「今日は、ほろ苦い日じゃないんですか?」と質問。マジックは、「そりゃね」「いろいろあったからね。妻のクッキーには感謝している。子どもたちのEJ、アンドレ、エリッサ、それに孫も2人いる」「ほろ苦いって思うのはさ、私は確かに元気だ。25年たち、私は今もここにいる。でも、みんなにも生きていてほしかったって思うからなんだ。この致命的な病で亡くなった患者たち、遺族たちに祈りを捧げるよ」と述べ、「長い道のりだったよね。でも道はずっと続いているから、これからも進んでいかないとね」と約束した。

 「自分は完治したわけではない」と気弱な一面も見せているマジックだが、バスケットコートで奇跡を起こした男は、HIV/エイズとの闘いにおいても奇跡を起こしている。彼の生き方が病への偏見を緩和させてきただけに、今後もスポークスマンとして活躍できるよう、寛解状態を保ってほしいと願わずにはいられない。

最終更新:2016/11/10 23:40
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