[連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記

お友達を呼んで初の娘の誕生会、念入りな準備をしたのに本番はまったくの想定外!

2016/11/28 20:15
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(C)倉田真由美

 11月16日は、娘ココの誕生日。今年で7歳になりました。誕生日プレゼントは、一輪車とアクセサリー作りキットを2種類。一輪車は買ってすぐに公園で練習してみたけど、なかなか難しいみたいで、自転車のようにすぐには乗れない。が、ココはかなり気合が入っていて、1時間以上何度も転びながら練習してました。相当乗れないことが悔しかったみたい。とはいえ、いまだ乗れていないんですけど……。

 今までは家族だけでお祝いしていたのだけど、ココが小学生になったので、ちょっと趣向を変えてココのお友達を呼んで、自宅で誕生日パーティを開くことに! 事前にきょうだいがいるママ友に誕生日会のことを聞いてみたんですが、誕生日会に呼ばれた子は、保護者が家まで子どもを送り、夕方6時頃に迎えに来るのが多いよう。もしくはお店の一部を貸切にして、保護者を入れてやるパターンもあるそう。なるほどなぁ……でも誕生日は平日だし、お店でやると店探しとか下見とかが大変そうだからパス! 自宅でやることにしました。

 問題は呼ぶ子どもたち。クラスで仲がいい子は何人かいるんですが、休日に一緒に遊んだことがないので、いきなりその子の親御さんに連絡するのも気が引ける……。ココに聞いたら、幼稚園で一緒だった子たちがいいということで、別の小学校に通ってるお友達2人と、ココと同じ小学校の子5人、計7人を呼ぶことになり、それぞれのママにLINEしてみた。みなさん、送り迎えもオッケーということで、よかった!

 そうなったら、まずは準備。ケーキは近所で予約したのですが、ケーキを食べるだけでは間が持たないのでどうしようかな。たまたま近所でやっていた、「松ぼっくりで作るクリスマスツリー」のワークショップにココと行った時に、スタッフのおじさんが妻くらたまのファンで、サインをほしいといわれました。「この松ぼっくりのツリー作りを誕生日会でみんなでやるのがいいかも」と思いついたら、妻が「サインしたおじさんに松ぼっくりをいくつか分けてくれないか、頼んでみる」とのこと。ありがたいことに20個ほどもらえました。優しいおじさんだよ、マジで感謝!

 100円ショップでツリーの飾り付け用のビーズなどを買っていたら、くじ引きの抽選券も売っていたので、「子どもたちにくじ引きさせよう」と思いつき、抽選券とくじ引き用の箱を買う。景品として、スーパーボールやあやとりのヒモやら人形が入っている袋が駄菓子屋で売ってたので、これを10個ほど購入しました。


 飾り付けには、「おめでとう」の文字が入ったタペストリーを買いました。それとクラッカー人数分と、くじ引きの景品&松ぼっくりを持ち帰る時に入れる袋、紙皿とプラスチックのフォーク・スプーンも! いやー、準備がここまで大変だとは! でもこういう時に100円ショップは便利で安いと実感します。

 誕生日当日の流れは、昼の2時過ぎに保護者の方に子どもを自宅まで連れてきてもらい、来た順にクッキーのお絵描き。これは、妻が事前にクッキーを焼いておき、子どもたちに絵や文字をかくアイシングをして遊んでもらうというもの。クラッカーを鳴らし、ココがローソク消してから、みんなでケーキを食べる。その後、松ぼっくりでツリーを作り、最後にくじ引き! これだけやることあれば3時間は持つかな。ちなみにオレは当日仕事なので、遅れて参加することに。

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