EXILE、NHKに『紅白』出場辞退を申し出ていた! 「レコ大買収疑惑」との関連は?
NHKは今月24日、大みそかに放送される『第67回NHK紅白歌合戦』の出場歌手を発表した。紅組と白組合わせて46組のアーティスト名が並ぶ中、昨年まで9年連続で出場していたEXILEが落選したことが、ネット上で波紋を呼んでいる。
「EXILEは初出場を果たした2003年と翌04年の2回、そして07年から15年までの9回と、計11回出場。現在も人気を誇るだけに、突然の落選に、ネットユーザーは騒然としています。EXILEの所属事務所・LDHは、三代目 J Soul Brothersの『日本レコード大賞』受賞を1億円で買収した疑惑が報じられたばかりのため、『買収疑惑が影響したんじゃないの?』『すっかり信用をなくして、イメージが悪くなったもんね』といった声が上がっている状態で、さらには『紅白の出場枠は買わなかったのかな?』『1億円使って紅白落選か……』といった皮肉も書き込まれています」(芸能ライター)
しかし、ある週刊誌の記者は、「レコ大が関係しているのであれば、EXILEの落選はむしろ異常事態だ」と指摘する。
「疑惑の中心にいるはずの三代目は、昨年に引き続き出場しますし、E‐girlsも同様に出場が決まりました。LDHのトップであるEXILEが出ずに、弟分&妹分だけが出るのはおかしな話です」(同)
では、一体なぜEXILEが落選となったのか。EXILEに近しい関係者は、次のように語る。
「実はEXILEは、NHKから『紅白』のオファーが来る前に、出場辞退を申し出ていたんです。グループの公式モバイルサイト『EXILE mobile』では、今月20日にATSUSHIが『僕の海外での生活がすでに始まっているため、毎年出させていただいている年末のテレビ番組に出演することができません』と、ファンに向けて報告していました。また8月には、ファンクラブ会員向けサイト『EX FAMILY』で、ATSUSHIが活動拠点を海外に移すことを発表。その時点ですでに『しばしEXILEとしてのパフォーマンスを皆さんにお見せできない』『次の進化したEXILE、EXILE ATSUSHIに期待して、2018年までの間、少しだけお時間をいただければうれしいです』などと、グループとしての活動が制限されることを示唆していた。ですから、EXILEは『紅白』に限らず、年末の音楽特番などにも出ませんし、来年も休業状態が続く予定です」
このような事情は、「ファンも了承している」(同)というものの、買収疑惑報道が世間に与えた衝撃は凄まじかっただけに、今後もEXILEは疑いの目で見られてしまう可能性は高い。“進化したEXILE”をファンに見せるまでは、前途多難のようだ。