内村光良『金メダル男』、初週5位の低空スタート!! 「知念ファン集客」も乏しい結果に?
22日、ウッチャンナンチャン・内村光良が3年ぶりに監督を務めた映画『金メダル男』が公開された。キャスト陣による大々的な番宣が繰り広げられたが、初週の映画ランキングではトップ3圏外という、大苦戦の出だしとなっている。
同映画は主人公・秋田泉一を、内村とHey!Say!JUMPの知念侑李が“2人1役”で演じ、それぞれ壮年期と青年期を担当している。東京オリンピックが開催された1964年に生まれた泉一は、小学校の運動会で一等賞に輝いたことから人生が一変、さまざまな分野で一等賞を獲ることに取り付かれるようになる……というストーリーだ。
「内村が原作・脚本・監督・主演を務め、土屋大鳳や竹中直人、大泉洋、長澤まさみといった豪華キャストが集まっているだけに、公開前からかなり話題になっていました。また、初日舞台挨拶で内村が『本当に……宣伝がんばりました!』と語っていたように、プロモーションにも力を入れており、内村は知念と共に『ZIP!』(日本テレビ系)や『しゃべくり007』(同)など、さまざまな番組に出演して宣伝を行ってきました」(芸能プロ関係者)
映画を鑑賞した人からは、「心がホッとなり、励まされる映画」「意外に泣けるシーンもあって満足」といった好意的な声がある一方、「もっと笑えるコメディだと思っていたのに期待はずれ」「思った以上に、内容が暗かった」など、否定的な声も。また、豪華キャストだけに「無駄づかい感がすごい」という意見もあった。
「公開初週の映画ランキングは5位で、トップ3圏外という結果に。初週の興行収入は1億579万円、動員数は8万3682人となっています。全国209スクリーンという公開規模やキャストの豪華さを考えると、大苦戦といって過言ではないでしょう。映画業界では、ジャニーズタレント出演作は、ファン動員を見込めるといわれているものの、知念効果はそこまで発揮されなかったのでは。同日公開の山田孝之主演『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』が全国184スクリーン公開、オープニング2日間で動員9万9000人、興収1億4100万円を稼ぎ、ランキングで第2位に入っていただけに、より“大コケ”感が際立ってしまいました」(同)
豪華キャストを集め、メディア露出も多かったにも関わらず厳しいスタートとなっている『金メダル男』。興行成績でも一等賞、というわけにはいかなかったようだ。