EXILE映画『HiGH&LOW』第2弾、「興収6割減」! “ドーピング祭り”不発で失速?
8日、EXILE一族が集結した映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』が公開されたが、前作と比べて、興行収入の伸びが停滞しているという。
同作は、EXILE TRIBEの面々が演じるギャングチームの抗争を描くプロジェクト『HiGH&LOW』の映画第2弾。7月公開の映画第1弾『HiGH&LOW THE MOVIE』では、山王連合会などさまざまなチームが、「SWORD地区」と呼ばれる舞台で激しい抗争を繰り広げる様子が描かれ、第2弾の『THE RED RAIN』では、EXILE・TAKAHIRO演じる雅貴と、三代目J SOUL BROTHERS・登坂広臣が演じる広斗、そして斉藤工演じる彼らの兄・尊龍による“雨宮兄弟”の物語が中心に描かれている。同作は全国313スクリーンで公開され、オープニング2日間の興収は2億9800万円、動員数は22万4000人、初週の映画ランキングでは第3位を獲得した。
「第1弾が興収20億円のヒットを記録したことから注目が集まっていましたが、『THE RED RAIN』のオープニング2日間の興収は、前作比の62.2%。さらに公開2週目で早くも失速が始まり、初週から興収が6割減となっています」(芸能ライター)
第1弾がヒットした背景には、EXILE商法と呼ばれる“ドーピング”が多大に影響しているという。公開初日から3日間、事前に登壇者が明かされないシークレット舞台挨拶を全国で200回敢行したことで、動員が伸びたとみられているのだ。
「『THE RED RAIN』でも舞台挨拶は行われたものの15回のみ。そのため、前作に比べ数字が落ち込んだと考えられますが、今回もかなり“ドーピング”をしています。映画チケットを対象にしたスクラッチ抽選会を実施、映画チケット付きコンサートチケットの販売、初日舞台挨拶を全国258スクリーンでライブビューイング上映、公開から3週連続で週替わりの入場者プレゼント配布など、あの手この手でファンを囲い込んでいます」(同)
こうした“ドーピング祭り”を行ったにもかかわらず、興収が低迷しているのは、別の理由がありそうだ。
「同映画は前作のスピンオフ的な位置づけで、第1弾ではいち脇役だった“雨宮兄弟”が主役になっています。三兄弟を演じた斉藤、TAKAHIRO、登坂の引きが弱かったとみることもできますが……」(同)
ファンの間では、第3弾の公開がウワサされているというが、次回も“ドーピング祭り”が行われるのだろうか?