TOKIO・松岡昌宏、4年ぶりドラマ主演の大役も……“お気楽モード”で余裕のワケ
TOKIO・松岡昌宏が10月期のテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『家政夫のミタゾノ』(金曜午後11時15分~)で主演を務めることがわかった。
近年めっきり俳優としての活動機会が減った松岡にとって、ドラマ出演は昨年11月放送の『必殺仕事人2015』(テレビ朝日系)以来。連ドラ出演は、2014年7月期『同窓生~人は、三度、恋をする~』(TBS系)以来2年3カ月ぶり、主演は12年1月期に今回と同枠で放送された『13歳のハローワーク』以来、4年9カ月ぶりとなる。
松岡が演じるのは、家政婦紹介所に所属する家政夫・三田園薫(みたぞの・かおる)役。三田園は、女性が多く活躍する家政婦業界で、男性ながら掃除・洗濯・料理・子守などの家事全般を完璧にこなしてしまう“一流家政夫”。家事のスキルが高く、派遣先の家で信頼を得るのも早いが、三田園は家の汚れだけではなく、派遣された家庭の抱える“根深い汚れ”までもスッキリと落とし、再生へ導いていくダークヒーローだという。
テレ朝には市原悦子、米倉涼子が主演を務めた『家政婦は見た!』シリーズがあるが、番組タイトルは明らかに、大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)のパロディと思われる。また脚本は、『半沢直樹』(13年、TBS系)、『ルーズヴェルト・ゲーム』(14年、同)、『下町ロケット』(15年、同)など、多くのヒット作を生んだ八津弘幸氏のオリジナル作とあって、話題性に事欠かないことから、失敗すれば主演・松岡の責任とされる可能性は高い。
ただ、松岡が前回主演した『13歳のハローワーク』の視聴率は、全話平均8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)とまずまず。さらに、同枠で前クールの『不機嫌な果実』(栗山千明主演)は7.7%だったが、今クールの『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』(剛力彩芽主演)は4%台を連発するなど、平均5%台で低迷中。深夜枠とはいえ、話題作であるだけに、『グ・ラ・メ!』の視聴率を下回る可能性は低いだろう。
そういった意味では、松岡は“お気楽モード”で臨めそうな雰囲気もある。同枠ドラマに限ると、ジャニーズ事務所の後輩である関ジャニ∞・錦戸亮が主演した『サムライせんせい』(15年10月期)の全話平均6.7%は最低でも超えたいところ。初回の視聴率に要注目だ。
(森田英雄)