中国が生んだ26歳の大富豪、「知性と美貌を備えた億万長者」に“憎しみ”の声が降り注ぐ
大富豪、億万長者、大資産家――「フォーブス」世界富豪ランキングの上位には、女たちの名も少なくない。彼女たちが手にした誰もが嫉妬すると成功と、醜聞のスキャンダルを紹介する。
[File.05]
ペレンナ・ケイ(紀凱婷)Perenna Kei
経済力★★★☆☆
ゴシップ力★★★☆☆
男性人気★★★★★
オシャレ度★★★☆☆
カリスマ性★☆☆☆☆
国籍:香港
年齢:26歳
役職:龍光地産非常勤役員
学歴:ロンドン大学経営学部卒
総資産:1.3億ドル(約131億円)
配偶者:なし(カレシあり)
2016年「フォーブス」世界富豪ランキング:世界最年少億万長者ランキング1位(14年度「家族・親族からの相続」部門)
◎知性と美貌を備えた大富豪に、全中国男性が歓喜
ペレンナ・ケイは、香港を代表するエステートカンパニー、平たく言えば不動産会社の娘である。香港の対岸、中国大陸の玄関口である経済特区シンセンの開発で財を成したローガン・プロパティ・ホールディングス(龍光地産)のCEO、紀海鵬を父に持つ大富豪だ。
父から会社の株式85%を贈与された2014年、毎度おなじみ“ゲス系”経済誌「フォーブス」から「今年度の世界で最も若い億万長者」ナンバー1の称号を授けられた。この称号にもいろいろな部門があるが、ペレンナが輝いたのは「家族・親族からの相続によって金持ちになった人々」ランキング。ぶっちゃけて言えば「親の七光り部門」である。
しかし彼女の龍光地産における役職は、「非常勤役員」である。ほとんど勤務することはなく、社内でも「見たことがない」「顔すら知らない」「通常の業務どころか、社内のイベントにすら出てこない」のに高給を食んでいることに不満の声は大きいという。親の豊かすぎるスネをかじる、上級ニートといったところか。
そんな悪評もあって、「フォーブス」の発表は人々の興味を引いた。一体どんな女なのか。香港および中国で、ペレンナの「人肉検索」(ググりまくること)が始まった。とくに画像検索だ。しかし中国語のサイトでは、断片的なプロフィールしか出てこない。
だが、そこであきらめる中国人ではない。英語であれこれ調べたところ、とうとう超名門ロンドン大学に在学していた頃の、彼女の写真が発掘された。