サイゾーウーマンカルチャーキャバ嬢たちが足ヌケしない理由 カルチャー 熟女も活躍 「もう結婚はこりごり」「昼間の仕事はだるい」キャバ嬢たちが足ヌケしない理由 2016/08/07 15:00 キャバクラ Photo by Ryo FUKAsawa from Flickr キャバクラ嬢の年齢といえば、かつては18~23歳が中心だった。しかし、関東を中心にキャバ嬢の派遣を営む企業『MORE』の近年の調査では、30代、40代になってもキャバクラで働く女性が増えているという。その大きな理由は、やはり収入だ。 「うちみたいな席代が1時間5,000円くらいの普通のキャバクラでも、普通に働くだけで時給2,000~5,000円は稼ぎます。トップクラスになれば時給は1~2万円。1日6時間くらい働いて、週4~5日出勤すれば、同伴代やら含めて50万から70万稼げます。座っただけで10万円とるような会員制のクラブのNo.1なら、月収200万円を超えるコもザラにいますよ」(都内某店黒服) では、キャバ嬢たちはこの仕事にやりがいを感じているのだろうか? 彼女たちをアシストする黒服(男性スタッフ)はキャバ嬢たちの本音をよく聞くというが、キャバ嬢たちにスーツやドレスを売る業者の中でも、店に出張して販売を行う「外商」と呼ばれる人々もプライベートな話を聞く機会が多いという。キャバ嬢のリクエストをLINEなどで受けてヌーブラを用意したり、指定された商品を特別に取り寄せたりするため、黒服よりも彼女たちと接する距離が近いことが理由らしい。 「仕事のことで悩んでいるコに『店を辞めて普通の会社で働いたら?』と言ったことがあるんですが、『今さら普通に働くのは面倒くさい』と言われました(笑)。そういうコは多いですよ。スマホのソーシャルゲームにハマっているコも多くて、仕事が終わって家に帰る深夜から明け方までゲームをして、朝寝るっていう生活をしているみたいです」(外商業者) 週3日から4日、数時間働くだけで収入はOLの倍。今さら生活レベルを下げてまで9時~5時勤務の普通のOLになり、生活サイクルまで変えるのは確かに面倒だろう。 「年がいったキャバ嬢の中にはシングルマザーも多いんです。彼女たちの場合、昼間は自分で子どもの面倒を見て、夜は託児所に子どもを預けて店に出ます。認可外の託児所がほとんどみたいですが、預かってくれる場所は昼間より多いみたいですね」(同) 昨今、待機児童が社会問題になっているが、生活サイクルが普通の主婦と逆転しているキャバ嬢にとっては意外と働きやすい環境が整っているという。しかし、子どもがいるなら再婚して家庭に入った方が安定した生 活ができそうだが……。 「子どもが大きくなれば手間も減ります。仕事中、子どもを1人で留守番させるのは心配だけど、『結婚はもうしたくない』という女のコが本当に多いんです。仕事上、自分と同じく夜の商売をしている相手と知り合って結婚するケースが多いみたいですが、中にはろくでもない男もいます。結婚したとたんヒモになったり、暴力をふるったりとかね。そんな経験をしたら結婚なんてもうこりごりだと思ってしまうのかもしれません。独身のコでもいろいろあるみたいで、彼氏とケンカして大きなアザを作ってくるコなんかザラにいるし、やきもちを焼いた彼氏にかみつかれて歯形をつけてきたコもいます。本当にいい男と結婚して足を洗うコなんてほんのひと握りなんじゃないかな」(同) 中には大企業勤務のエリートやプロ野球選手など、上玉の男と付き合っているキャバ嬢もいる。しかし、きちんとした仕事に就いている男ほど結婚相手の前歴が自分の今後に影響しかねないので、結婚をためらうケースが多いという。 キャバ嬢が業界から足を洗うのは簡単だ。しかし、見た目が若ければ年齢をごまかして働くこともでき、昨今の熟女ブームで40代が働ける熟女キャバクラも増えている。また、スナックで働く女性もいる。昔と比べて、夜の世界で働く女性の選択肢が広がっているといえるだろう。結局のところ、いろいろあっても、慣れれば働きやすい業界なので、そこから抜け出そうとする気力が失せてしまうのかもしれない。 最終更新:2016/08/07 15:00 Amazon OLですが、キャバ嬢はじめました (コミックエッセイの森) 今からでも始められるかな? 関連記事 「SMAPの中居正広も来店」NEWS・手越祐也が入り浸る、キャバクラ“B”の実態ダレノガレ明美、元キャバ嬢と発覚! 熊切あさ美ら、タブー視されなくなった「水商売の過去」芸能プロ経営のキャバクラオープン!? 売れないタレントのマル秘活用法NEWS・手越祐也だけじゃない!? “女子大生キャバクラ”で暴走する男性タレントとは?「ファンでいるのがバカらしい」キャバクラ、風俗で働くジャニオタの目的 次の記事 10歳で100億円超の資産相続! 「世界一若い億万長者」の“彼氏”に経済界がハラハラ >