サイゾーウーマンコラム彼女が婚外恋愛に走った理由セックスをしない婚外恋愛母 コラム 【連載】彼女が婚外恋愛に走った理由 「セックスはしません」婚外恋愛にハマった40代母が、既婚者の彼氏に望んでいるモノ 2016/07/30 19:00 彼女が婚外恋愛に走った理由 すっかり落ち込んでしまった祥穂さんは、付き合いのあるママ友に遠回しにこの一件を打ち明けた。すると「うちでアルバイトしない?」と誘われたそうだ。都内のオフィス街で小さなバーを経営しているそのママ友は、ちょうど祥穂さんほどの年頃のスタッフを探していたという。 「私みたいなおばちゃんがバーで働けるの? と不安でしたが、みんなで楽しむ社交場のような明るい雰囲気のバーでしたので、1日お試しで入ってすぐに『やりたい!』と感じました」 夜の飲み会などに出るのもあまり良い顔をしなかったご主人がバーでのバイトをOKしたのは「たぶん、誤送信が後ろめたかったからでしょう」と祥穂さんは言う。それから半年、祥穂さんはすっかり店にも馴染み、彼女目当ての男性客も数人できたという。そして現在、その中の1人と「婚外恋愛」をしているのだ。 ■それでもセックスはしない理由 「お店が始まる前にお茶したり、ほかの飲み屋さんでちょっとお酒を飲んだり……時々は、主人に『お店の日』だと嘘をついて、映画を見に行ったり、のんびり食事をしたりします」 まるで学生のようなデートを繰り返している祥穂さん。「体の関係は?」と尋ねると、恥ずかしそうに「この間、キスしちゃいました」と答えた。ご主人の不倫疑惑を考えたら、その恨みを晴らすために、ベッドインしてもおかしくはない流れだと感じたのだが……。 「『目には目を』みたいなこと、したくないんですよ。私はその方とお食事をしたり映画を見たり、手をつないだり、『好きかも……』なんて言い合うだけですごく幸せを感じられるので、今はそれで充分です。夫とはもう10年近くセックスレスですが、私もそこまでセックスを望んではいませんので」 祥穂さんの婚外恋愛相手も、同じく子どもを持つ同年代の既婚者だそうだ。彼から求められることはないのだろうか? 「今のところは、ありませんね。今後はどうなるかわかりませんが……求められたときには、やんわりと断ります。今の状態で私は満足していますので」 先日見に行った最新映画の話と、そのときの彼とのやりとりをうれしそうに話す祥穂さん。その表情は、世間からバッシングされるW不倫中の母ではなく、学生時代に教室で好きな人のことを語る同級生のようであった。 (いしいのりえ) 前のページ12 最終更新:2016/07/30 19:00 Amazon 『妻と恋人 - おぼれる男たちの物語』 と言いつつ、断りきれないのが女のSAGAな気も 関連記事 「私は輝いてるという実感は幻」婚外恋愛サイトの運営者が明かす、不倫のもたらす絶頂と絶望「妊活」を乗り越えられたのは、婚外セックスのおかげ――恋人を「同志」と呼ぶママの真意不倫相手との“交換日記ブログ”が奥さんにバレた――ネットに翻弄された主婦が欲しかったモノ「冷静にならないと」アラサー不倫女子が語るベッキー……「奥さんにバレてる」禁断愛の落とし前「男がキャバ嬢を落とすのと同じ」2児の母は、なぜ家庭外セックスを辞められないのか? 次の記事 『ゴーストバスターズ』DVDプレゼント >