ファンキー加藤のW不倫報道に見る、妻を“持っていかれた”アンタ・柴田の立ち回り
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
『クローズアップ現代』(NHK)を降板した国谷裕子氏が、降板後始めてテレビ朝日の『徹子の部屋』に出演した。これまでの『クロ現』の鋭い突っ込みとは違い、自らの生い立ちなどを語った国谷氏だが、驚いたのが黒柳徹子にまったく負けていなかったことだ。黒柳が話題を黒柳自身のことに言及しようとしても、すぐに戻す! さすが、23年間『クロ現』を続けただけある。ポスト『徹子の部屋』の有力候補かも。硬派な『裕子の部屋』を見たい。
第319回(6/2~7発売号より)
1位「ファンキー加藤 まさかのW不倫愛」(「週刊女性」6月21日号)
2位「ショーンK 『長野に潜伏』『うつ闘病』…親友に届いた『苦悩のメール』」(「女性自身」6月21日号)
3位「明らかになった平愛梨とスター選手・長友佑都のVIP交際愛」(「週刊女性」6月21日号)
またまた驚愕の不倫劇が起こった。すでにワイドショーなどでも報じられ、また本人も早々に謝罪会見を開いたファンキー加藤のW不倫劇だ。
その内容は複雑かつかなりエグい。加藤の不倫相手はなんとアンタッチャブル・柴田英嗣の妻だったAさん。柴田とAさんは昨年5月に離婚したというが、その理由もAさんと加藤のW不倫が原因だった。その上、Aさんは現在妊娠中で今月中にも出産予定だという。
しかも、そもそも加藤と柴田は友人という関係で、加藤は当初Aさんが柴田の妻であり2人の子どもがいることも知らなかったらしい。さらにさらに、加藤には1歳半になる長男と妻がいるが、離婚する気はない。そして話し合いの末、DNA鑑定を条件に認知し、養育費も払うことが決まっている。
その話し合いには、Aさんの前夫である柴田が同席したこともあり、柴田は離婚後もAさんとの間の子どもを預かったり、また「週女」の直撃に奥さん(Aさん)の体も心配だし、生まれてくる子どもを見に行くと答えているのだ。一方、加藤の妻もそうしたことを承知した上で、現在家庭円満。
不倫にもいろんな形がある。正月に実家に行って、開き直ったようなLINEが話題になったり、長年の愛人に告発されたり、妻が妊娠中に女性を自宅に引っぱり込んだり、複数の女性と交際がバレたり――。
そして今回もそれらとは違った、かなり原則的展開を辿っている。加藤妻にしたらまだ子どもも小さいし、夫も反省しているから穏便に、ということか。Aさんにしたら、かなり高額の養育費ももらえるし、認知してもらえるから、よし。柴田も過去、浮気が発覚したこともあるから、まあ仕方ない。