通学中に騒いで反省文、クラス名簿の住所欄は削除……私立小学校の危機管理はさすが！

　前年度と変わったことが1つ。クラス名簿に住所欄がなくなり、自宅電話番号と携帯のみになりました。娘の1つ下の学年に、アイドルグループメンバーの息子さんが通われているせいか、流出を恐れているのかもしれません。もしかしたら保護者からのリクエストだったのかも？　なので、暑中見舞いも年賀状もお友達に送れない事態になりました。確かに、Googleストリートビューで自宅がチェックできるし、バンギャ時代を思い出すと、自宅がわかれば、ゴミや郵便物をチェックしている人もいたので、アイドルファンも近いのかもしれませんね。

■「精子と卵が……」娘の話にビックリ

　先日ぎょっとした話が……（笑）。3年生になり、理科と社会が授業に加わりました。あるとき「植物も人間も精子と卵が一緒になって子どもができるんだよ、理科の先生が言ってた」というのです。どうやら理科は性教育も兼ねているのかもしれません。3年生から女子男子とも、それぞれの更衣室でのお着替えにシフトしました。いつから異性に目覚めるのだろうか……。

　学童で駒沢の森こども園に来ていた子が、お着替えが恥ずかしくて、大人更衣室で着替えていたことを思い出しました。当時その子は小1だったけど、女の自覚があったのでしょうね。うちの子はどこでも「パーン」と着替えるし、まだまだ幼いです。ですが、「Love toxic」というティーンブランドがあり、仲のいい上級生が着ているので、影響されて同じブランドを買うようになりました。見た目から大人になるのかっ！

　勉強や宿題は塾でできても、夕食は作らないといけないので、働いているとやっぱり大変。同じ学校のワーママ友だちが、「保育園の頃がラクだった」「保育園で毎日夕食だもの」「いまは翌日の学校に影響が出るので、9時までには寝かさないといけないから」と言っていました。私も同じだけど、どれだけ効率よく仕事を終わらせるかが当面のテーマなのです。

角川慶子（かどかわ・けいこ）
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月に「駒沢の森こども園」、2016年4月からは派遣ベビーシッター「森のナーサリー」をオープンさせる。家庭では8歳の愛娘の子育てに奮闘中。

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