"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第316回】

嵐・松本潤、真っ二つに分かれる「結婚説」……井上真央“独立”はメリーにどう映るか

2016/05/17 21:00

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

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「週刊女性」5月31日号(主婦と生活社)

 先週金曜日。『金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で休業以来初のテレビ出演を果たしたベッキー。そこで語られた、興味深いこと。それは、恋をしていた、不倫していたが、正式に付き合ってはいないと言ったことだ。これに対しSMAP・中居正広は「子どもの言い訳」と突っ込んだが、しかしベッキーのこれまでの優等生的道徳観念を見ると、この言葉は真実だったのではないかと思う。私も含めゲスな人々にとっては「あり得ない」話だが、でもやっぱりベッキーはやってない……。

第316回(5/12~17発売号より)
1位「松本潤 近づくポストキムタク 遠のいた真央との結婚」(「週刊女性」5月31日号)
2位「ベッキー 復帰急がせすぎたTBSの罪」(「週刊女性」5月31日号)
参照「『涙の金スマ』その夜に――“別居中”父との親子再会!」(「女性自身」5月31日号)
3位「うのもクビ!? 設楽“ノンストップ”な豪腕」(「女性セブン」5月26日号)

 今年になって公然と語られ始めた、嵐・松本潤と井上真央の結婚話。2人の付き合いはドラマ『花より男子』(TBS系)からといわれているから、かれこれ交際10年。しかも真央が29歳であり、さらに4月に所属事務所を辞めたことで、結婚の信憑性が大きく話題になっているわけだ。

 だが、2人のゴールインに対し、芸能マスコミの見解は真っ二つだ。


その1つが、「独立を強行したのは、松潤との結婚を見据えたもの」と独立を結婚と結びつけての見方。その代表格が「週刊文春」(文藝春秋)だ。5月5・12日合併号で、真央が「そろそろ嵐のコンサートに行きたい」とテレビ局関係者に語ったことを引き合いにし、2人の関係は順調で、来年1月の真央の30歳の誕生日に婚約を発表予定と具体的に報じている。

 一方、結婚は消滅したと主張するのが「週刊新潮」(新潮社)だ。藤島ジュリー景子副社長が「(結婚は)今は認めがたい」と否定し、松潤本人も結婚を急いでいないことを報じている。

 そしてジャニーズキラーの「週女」である。松潤の主演ドラマ『99・9——刑事専門弁護士——』(同)が好調なことを記した上で、実は真央の独立問題が松潤との関係を微妙なものにしたと、新たな見方を指摘している。

 それが芸能界におけるタレントと事務所の関係、“掟”の存在だ。

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